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キャリア教育と土浦第一高等学校

これからインタビューを進めていきますが、その準備を兼ねて、土浦第一高等学校のじっくりHPを読んでみました。
HPには「キャリア教育」に関する記述がいくつかありましたので、まとめていきたいと思います。

結論からいうと、
土浦第一高等学校は、「キャリア教育=進路指導」のスタンスをとっており、大学進学につながる教科指導をメインとしながら、講演会や職業体験、ガイダンスなどのイベントベースでキャリア教育を行っているようでした。
また、キャリア教育について課題感はなく、短期的には状況の変化が起こることはなさそうです。

では、具体的に土浦第一高等学校のHPにはどんなことが書いてあったのかを見ていきたい思います。

1『キャリア教育の充実』

教育の特色のページの最下部にキャリア教育について言及されていました。
内容は、「職業体験・キャンパスツアー・講演会・進路ガイダンス・オープンキャンパスをメインにキャリア教育(進路指導)を行っていますという」というものでした。
どうやら私がが在籍していたころとあまり変化はなく、「キャリア教育=進路指導」のままのようです。また、イベントありきでのキャリア教育となっており、日々の生徒と教員のコミュニケーションや節目でのキャリア面談などはここでは記載が見られませんでした。

2『学校経営計画表』

「学校案内」から入っていくと、「学校経営計画表」なるものを発見しました。生徒として在籍している時にはこういったものは一切知りませんでしたが、「学校をどう運営していくか」ということをある程度定めているようです。
現状分析では「OB・OBとの交流を行っている」とのことで、課題を読んでも、明確に課題というものは書かれていませんでした。
それは中長期的な目標にも表れており、「個人面談・キャリアガイダンスのより充実させ、高いレベルでの自己実現を実現」とかなんとか。
明確に短期的な課題を書くわけでもなく、中長期的目標も全く具体的ではありませんので、この計画表を読むかぎり、キャリア教育に対してはあまり課題感はなく、現状維持でもよい(もしくは、この分野はROIがよくないと感じている?)ということがみえる内容でした。

3『令和4年度 県立土浦第一高等学校(全日制)自己評価表』

計画表に即した内容になっており、自己評価(校長先生?が学校経営を評価)するときの評価表です。
イベント・資料・図書を充実はこれまで読んできた流れ通りなので、「まぁそうだよね」という感じでした。
また、進路指導部の評価項目では、「考えるための機会を持たせること」が評価項目になっていますが、この項目を「達成したか・達成していないか」を判断するのはけっこう難易度が高そうです。
過年度の評価表を確認しましたが、ほとんどの項目がAとBとなっており、キャリア教育に関する項目はやはり、課題感はないということが明確にわかりました。

4『本年度の重点目標』

本年度の重点目標にも「キャリア教育」についての記載がありました。
これは毎年変わらずこの項目が上がっているようで、キャリア教育については毎年「A」評価。毎年毎年、目標を十分に達成しているという評価をしていました。これにより、土浦第一高等学校はキャリア教育に関しては、課題は感じていないということが改めてわかりました。

以上、土浦第一高等学校のHPを見てまいりました。
ある程度予想はしておりましたが、私が在籍していたころとキャリア教育に関する状況はほとんど変わっておりませんでした。

今後、インタビューをする際の参考としながら、頭の片隅に置きながらいろいろな話をきいていきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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