春のランニングは実に気持ちが良かった。

基本的に家から多摩川沿いを走るというコースにしていたのだが、桜がものすごく咲いている場所があったり、菜の花が咲いていたり。
日々、違う花が咲いたりで、景色が変わっていってなかなか興味深かった。

ミュージシャンになって10数年。
今まで地下のスタジオにこもって生きてきた僕には知らなかった世界でした。

ミュージシャンは基本的に太陽の光が苦手ですからね笑。

僕は何に対しても凝ったものは徹底的に研究するんですが、この時期はランニングに関するありとあらゆる事を研究していました。

研究の方法は簡単です。
ほとんど全てインターネットです。

とあるブログに出会いました。
僕と同世代の市民ランナーの人が発信していたんですが、その昔、全国高校駅伝で区間賞を取った人で、書いてあるありとあらゆる事が勉強になりました。

その人もちょうど僕が走り始めたのとほぼ同時期に10年ぶりとかで走り始めていて、親しみ易かったのでした。

走り始めたばかりなのに1500mの試合に出たりして、それでとんでもなく速いタイムで優勝したりしていて。
高校の時とはいえ、1度は日本のトップまで行った人はすげえんだな、と思いました。

ランナーにとってためになる内容をたくさん発信していて、本当ブログの隅から隅まで読みました。

僕が子供の頃はインターネットで情報収集してトレーニングに生かす、なんて事は出来ませんでしたから良い時代だな、と思ったものです。


それから僕が初期の頃に悩んだことの一つが給水でした。
少しあったかくなると結構な頻度で脱水になってしまいました。

走り終わった後、コップ3,4杯とか水分補給をするんですが、その後2,3時間経って具合が悪くなってしまうんです。
それで仕事に行く途中にコンビニに駆け込んで500mlのポカリスエットを飲む。
すると10分くらいですぐ元気になるんです。
こんな事が結構頻繁にありました。


使っていたアプリにも『失った水分』を算出する機能がついていました。

1時間走ると1リットルも汗をかく、って結構衝撃じゃないですか?

(鹿児島で走ってますが、仕事で行った旅先でもお構いなしで知らない土地を走っていましたね。)

それから先ほどの話のブログに書いてあった事ですが、走る前と走った後で体重を測って、減った分の水分を補給するといい様です。

減ったのって結局、汗ですからね。

走る前60キロだったのが、走り終わって58.5キロだったら1.5リットルの水分を補給しましょう!

という事です。


そんなこんなで、ランニングを始めた当初はネットを活用し、色々試行錯誤しながら、日々挑戦して、のめり込んでいったのでした。


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