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はいるよー🏀

夏休み。

バスケ部の娘(中2)と
バスケ部の三男(高2)
の試合がある。

夏休みだから
顧問の先生も頑張って
何試合かセッティングしてくれている。

来年の夏には
きっとふたりとも引退しちゃってるだろうから、
なんとしても
この夏には
たくさんの試合を応援したい。

バスケ部出身
バスケ大好きなわたしとしては
これはもう
とっても大事なイベントなので、
あらゆる予定をやりくりして
試合を見に行く。



娘は
声高に応援されたり
応援グッズを振り回されたりすることを
とても嫌う。
なので、
なるべく静かに目立たないように
地味に応援するように心掛け、
ひっそりとビデオを撮る。
この学年は
周りの保護者も控えめだ。

三男は
苦労人なので
母が大騒ぎして応援することを
許容してくれている。
しかも
この学年は
周りの保護者も「熱い」ひとが多い。
わたしは大喜びで
応援グッズを身につけて
大声で応援しながら
ビデオも撮る。



バスケの応援って
けっこう
相手をやじるものだ。

アメリカ生まれのバスケは、
ヨーロッパ発祥の
紳士的なスポーツとは
ちょっと文化が違うな?
と思う。

中高生の試合でも
相手がミスすれば
ラッキーラッキー!
と囃し立て、
相手がファールすれば
ナイスファール!
とやじる。



テレビで見るプロの試合などでは、
もっとすごい。

相手のフリースローのときに
ブーイングが起きたりする。

フリースローって
静かに集中して
邪魔されずに打つものなんだけど、
応援の声で邪魔しちゃおう
という作戦だ。

だいぶ慣れたけど、
フリースローのブーイングは
なんど目にしても
あんまり気持ちのいいもんじゃないな…
と思う。


中高生の試合では
フリースローのブーイングは
さすがにない。

応援も監督も
みんなわりとちゃんと
息をひそめて
シューターが集中できるようにする。


そして
中高生の試合では、
ブーイングのかわりに、
シューターに向かって
味方から
「はいるよーー!」
という声が飛ぶ。

わたしは
この声かけが好きだ。

ブーイングで
相手をやじって嫌がらせするより、
入るよ!というポジティブな声かけで
味方を応援するのが
とても気持ちいいなと思う。


今日も息子の試合だ。
相手は強い。
でも、
「はいるよー!」
「いけるいける!」
「いいねいいね!」

ポジティブな言葉だけで
応援をしたい。

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