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サンタさんへの手紙

クリスマスまで
あと10日。

サンタさんに
すごいお手紙を書いている
という記事を読んだ。

こりゃ
サンタさん苦労するな…。


もう
中高大学生になった我が子たちは、
いつまでサンタさんの存在を
信じていたのだろう。

我が家は3歳差ずつの4兄妹なので、
上と下はほぼ10歳離れている。

だから
下の子のことを慮って、
大きい兄たちも含めて
家族みんなで
ずっと
サンタさんを信じてるように
話を合わせてきていた。

そんな気遣いがあったにも関わらず、
一番下の娘は
割と早くから
信じる心を失っていたようだが…

わたしとしては
もしや
三男あたりが
うっかり
大きくなっても
まだまだ本気で信じているかも…

ちょっとひやひやしていた。


さて、
そんな我が家での
サンタさんへの手紙は、
「七夕方式」。

・ほしいものを紙に書いてツリーに貼る。

・親のOKが出たもののみ貼ってよし。

・貼られたときから効力が発生する。

・2週間前には貼ること。

・変更は受け付けない。

というルール。


ちょこっと
季節と行事が交錯しているのだが…
まぁ
「木」つながりということで、
子どもたちは
すんなりと受け入れて
短冊にお願いごとを書いて貼っていた。

そして
大人の事情が盛り込まれた
このルールのおかげで、
我が家では
サンタさんは
巨大なサッカーゴールをお願いされずに済んだ。

ツリーはオシャレさを失い
笹の葉〜っぽい風情に
なるけどね🎋



サンタさんへのお手紙は
この短冊だけだろうと思っていたら、
ある年の
あるクリスマス…

子どもたちが寝静まったあとの
玄関で
娘が書いた手紙を
発見した。

サンタさんへ
おかしをどうぞ
ひとことおねがいします

飴が一個と、
ちゃんと
えんぴつも添えてある…

これは…
サンタが本物なのかを
見極めるための
作戦だ…!
サンタさんは
フィンランドから来るはずだから
日本語を書くわけないよね
という
試験だ…!

寝てるだけの男子とは違って
さすが
女の子は
賢い…


我が家を訪れたサンタは、
クリスマスは忙しいから
普段はサインなんかしないのだけど、
これをスルーするのは
かわいそうなので、
飴を口に放り込み、
ひとことだけ
さらさらさらっと
書いてあげた。

HO HO HO!!

朝起きてきた娘は、
納得できない
しぶーーーい顔をしていた…

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