セブン&アイの買収、EV競争 20240820

●セブンの買収
続く円安傾向で、海外から見ると、日本の資産は割安に感じるのだろうなと思わせるニュース。株主構成を見ると、すでに36%は外国法人となっているので、割と外資比率は高かった会社ではある。

日本社会において、コンビニはもはや公共インフラっぽくなっているので、経営権が完全に委譲されると、めちゃくちゃ多くの人に影響が出そうだ。
特に高齢化する田舎でのインフラ的役割みたいな価値は、数値に表れないけどある気がしている。

ともあれ、本買収が成功すれば、日本企業買収への気運が高まる可能性のあるニュースだと思う。


●EV競争
自動車は本当に産業自体が変化しているので、大シャッフル時代のように思える。

EVシフトで起こることは、テスラの高級路線か中国企業の安価路線、この2択に収斂されていくのではないか。
そして、EV化とセットで、自動運転化もメーカーは考える必要がある状況である。
自動運転のシステムは、開発競争が進んでいるが、この分野ではテスラでしか担えない時代が割と長期間続くのではないかと個人的には思っている。

ニューラルネット方式での、リアルタイムでしかも現実の道路情報処理を実装できるのが、テスラしかできないのではと考えている。どのEVメーカーもテスラの自動運転システムのライセンスで運用するようになる気がしている。

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