洋書を読んで英単語を覚える 英英辞書の使い方
英単語を覚えるのために一番良いと思っているのは、洋書を読んで単語を辞書で調べていく方法です。英単語の本を読んだり、暗記カードを作ったりするのは、つまらないですし、長続きしない気がします。洋書を読むのは英単語を覚えるためには遠回りのように思えますが、近道のような気がします。
ネットの記事やブログの記事を読むのもいいのですが、本のようなある程度まとまった長い文章をよむのがおすすめです。読解力も上がります。
洋書は1ページ分最後まで読んだら、分からない単語をチェックしておき、英英辞書で調べるようにしています。
英英辞書を使ったほうが、英語のネイティブの感覚が身につきますし、英語の読解量も増えるため効果があると思います。
自分はロングマンを使っています。基本ロングマンがわかりやすくておすすめですが、単語力のある方は、オックスフォードもオススメです。どちらもネットで使えますので使ってみてください。
自分の使い方ですが、参考になればと思います。例えば、distortという単語が分からなかった場合、
基本音読するのが効果があると思います。まず意味を読みます。
1 [intransitive, transitive] to change the appearance, sound, or shape of something so that it is strange or unclear
その次に例文を音読しながら読みます。
Tall buildings can distort radio signals.
このような感じで2と3も音読していくのが良いです。音読していくのが覚えるコツかと思います。
最後に洋書などの分からなかった単語が含まれている一文を音読して意味を確認します。
言葉というのは話し言葉が先にあり、書き言葉が話し言葉を表すために、後にできました。音読して発音しないと、記憶も理解もできないらしいです。
音読することは、黙読するよりも脳が働くため、より記憶に残りやすいです。書いてある意味が分からなくても読み止まらない、返り読みしないを心がけてください。ざっくり繰り返し回転しながら音読するのがコツです。高速大量回転法(KTK法)ですね。ゆっくりじっくり精読するのは良くないかと思います。
読むときに音読するのと、黙読するのを比較する実験では、音読したほうが、意味がより理解できているという実験もあるそうです。この本に書いてありました。
アマゾンアソシエイトはやっていません。
大きい声でなくとも、ブツブツ言いながら音読していくのでも大丈夫です。
経験上、例文の意味やイメージで覚えていることが多いかと思います。distortだとラジオの電波が建物で遮られて形が変わるイメージです。
あと、同義語(SYN)、反意語(OPP)が書いてあることも多いので、これも音読しておくと良いです。
なるべくたくさんの例文に触れることで、単語の意味を思い出すフックになりますので、なるべくたくさん音読していくのが重要かと思います。
単語の意味をメモしていくのも良いかと思いますが、最近、自分は書くと時間がかかるためやってません。どちらでもいいかと思います。やはり書いたほうが、暗記に効果がある気がします。
参考までにやってみてください。