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聞き上手になりたいニャー

みなさんは何でも悩みを打ち明けられる友達はいますか。

悩みというか、「弱み」   「辛い過去」 。


絶対にブラジル留学中に書くようなテーマじゃないけれど、今日ある友人との電話で考えたこと聞いたことを書きたいので書きます。

1.留学中に仲が深まったA君

留学前に住んでいた寮で知り合った同い年のA君。最近よく電話している。

もちろん寮でも仲良かったし、何人かで一緒に出かけることも何回もあった。2人で出掛けたりゆっくり話したりすることは少なかったかな。

ブラジルに来て、一人の時間が増えて、寂しい気持ちが募る中で、そんなA君や寮の友人たちに頼ることが増えたように思う。

内心、少し後ろめたさもある。忙しすぎて疲れて時々適当になることもあったし、事前に決まってた予定をサークルの行事でドタキャンすることもあった。あまりにも多忙だった私は、「寮」というコミュニティに対して真摯に向き合う余裕がなかった。

「自分が暇になったら連絡してくるんかい!!」
なんて思われないか心配もした。考えすぎなのはわかってるんだけどね。
そして、それを見透かしたかのように、私の傲慢な期待に応えてくれるA君。

前からずっと、包容力のある物腰柔らかい人だなあって感心してたけれど、あれはもう一種の「沼」ですはい。聞き上手な人って男女問わず依存しちゃうと思う。言うつもり無かったのにA君の前だと何でも喋っちゃうあの現象ほんとに何なんだろ??????

2.「おれ、○○のこと10分の2も知らないと思う」と言われたこと

今日の通話でのこと。
話の経緯はよく覚えてないけど、A君から見た私を語ってもらおうってことになった。

「おれ、まじで○○のこと10分の2も知らないんじゃないかな??」


「、、、、、??!!?!!???」



衝撃だった。え?
自分では言ってるつもりなんだけどなー。理解されてたつもりだったんだけど。

するとA君が、

「○○、自分の弱みとか辛い過去とかあんまり他人に言わないじゃんね。」


「......。」

確かにィィ!!!その通りすぎる。常に完璧で真面目なワタシでありたいという思いがある。他人から過大評価されればされるほど、無意識にプレッシャーを感じている。自分の弱さや欠点を見せてしまうとその評価が下がってしまうんじゃないかといつも考えてしまう。

自分では言ってるつもりなんだけどね?
目を向けたくなくて、ただ逸らしてるだけ。

するとA君

「わかるよ、辛いし恥ずかしいし言いたくないよね。俺もさ、高校時代に〜〜ことがあって、ほんと辛くて〜〜〜〜〜〜だった。その経験があったからこそこうして自分と向き合って成長できてる。人の性格や行動って、必ず理由があると俺は思うんだ。だから俺は○○のバックグラウンドを知りたいな。」

A君は他人の懐に入るのがほんとに上手だ。彼の過去の話に感化されてスイッチが入った私は、気づけば大学入ったばかりの辛いことや、自分の思う弱みについて語り出していた。

3.私の弱みって何だ???

さすがに、ここで全てを赤裸々に語る勇気はまだ持ち合わせていない。

しかし、ここまでの話の通り、自他ともに認める私の弱い部分は

「コミュニティによっては、雑になりがち」
「割と適当なところがある」
「他人の評価に過度に敏感になる」

かな。A君との話の中で気づけた部分だ。
もちろんまだまだ数え切れない程にあるけど、
こうやって相手から見る自分を知る機会ってほんっとうに貴重!!

そしてこうやって真剣に耳を傾けてくれる友人の存在は本当に本当に宝物なんだよねえ。

4.聞き上手な能力がもたらす人間関係の豊かさについて

友達と恋愛の話をすると仲が深まった感じがするってよく言うじゃない??
恋愛に限った話じゃないけど、自分の秘密や過去を打ち明けることで、相互に信頼関係が深まるように人間なってる。

その場しのぎの友情じゃなくて、長期的に付き合っていきたいと思うような仲。

人と人との間でうまれる「安心感」や「信頼」は、壊れやすいくせに持たせるのが難しいよね。
自分の「弱さ」や「悩み」と向き合う、他人に打ち明けることってもっともっと難しいししんどいよね。
それをうまく引き出せる人、寄り添える人は人間関係がより濃くて深いものになると思う。




私の場合、A君がすごく身近な存在。
いつも話聞いてくれて本当にありがとう。

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