【過去10年まとめ】元旦の新聞広告をひっくり返す。
拡散御礼
おかげさまで元旦の新聞広告まとめがたくさんの方に読まれました。そして今も読まれています。1月2日午前の時点で1万以上のPV、200以上の「スキ」。早起きした甲斐がありました。
よく読まれた理由、拡散という点で分析してみるとNewsPicksが大きい。すでに500Picksを超えています。書いた直後にFacebook、Twitterでシェアしましたが「そうだNewsPicksでもシェアしておこう」と思ったときにはすでに100Picksを超えていました(たぶん書いてから1時間くらい経っていたと思います)。
NewsPicksのTOPにも出ていました。佐藤俊介さんありがとう!(ちなみに佐藤さんとは「satisfaction guaranteed」在籍時にお仕事を相談したことがありました。)
note公式マガジンに取り上げてもらったのも大きい。公式の認定大事。 #note書き初め も影響していると思います。ハッシュタグも大事。
元旦広告で見る企業の移り変わり
振り返ってみると2010年から元旦の新聞広告のブログを書いていた私。継続は力なり。改めて見返すと西武・そごうは毎年広告を通じて試行錯誤しているのかもしれません。広告というメッセージを社会に投げ込むことで、世間がどう反応するか。これこそが広告の醍醐味。
西武・そごうの広告を振り返ると2017年には樹木希林さんがいます。時代のアイコンとしての樹木希林さんの存在感、大きいですね。
2019年 女の時代、なんていらない?
2017年 年齢を脱ぐ。冒険を着る。
今は元旦広告を掲出していないようですが、MITSUKOSHI/ISETANの #_this is japanもインパクトがありました。2016年はラグビー日本代表の監督を務めたエディーさんが出ていました。
MITSUKOSHI/ISETAN #_this is japan
あなたに、期待してください。【2016年】
基本に磨かれて、信頼でかがやく。【2017年】
西武・そごう以外にもトヨタも毎年元旦に新聞広告を出しています。ビートたけしの秀吉とか懐かしい。2011年東日本大震災があったので2012年以降、企業は日本再興のメッセージが多かったように思います。
TOYOTA
次の100年へ、ドラマがはじまる。【2015年】
息を吹き返すたび、強くなっていった国。それが私たち日本だと思う。【2012年】
マクドナルドは2013年あたりまで、テレビ特集などを買い切り(1社独占)で広告掲出していました。今ではすっかり元旦広告は見なくなりましたが有り余る紙面を使っての新聞広告は好きだったなぁ。
マクドナルド
大きく口を あけまして おめでとう ございます。【2013年】
MAKE WOW【2011年】
あーん【2010年】
出版社の元旦広告の移り変わりと見ると女性の社会進出が当たり前になったことも見えてきます。出版の広告は社会が目指す未来を映し出しているのかもしれません。
集英社 読書は、平和を守る。【2016年】
元気よ、集まれ。いまこそ、集英社。【2012年】
過去10年私が書いてきた元旦広告記事
改めて元旦の新聞広告を見ると「こんなことあったなぁ」が分かります。2017年はSMAPに向けたクラウドファンディングの応援プロジェクトがあったり、ファンの声を広告で集めたりと新聞のあり方も変化しています。応援があるからこそ、今の活躍を喜ぶことができるんじゃないかな。
SMAP 大応援プロジェクト【2017年】
星のドラゴンクエスト【2018年】
少々ムラのある記事ですが、お時間ある方は過去10年の記事を読んで頂けると幸いです。2018年まではamebloで書いていました。
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
拡散された理由「はやい」
NewsPicksやTwitterでのRTコメントを見てみると拡散されたヒントが隠されています。「素晴らしい」「センスある」といった感想に自己陶酔したいところですが、最も大きな要因は・・・
はやい
「早すぎる」と言ってもいいかもしれません。記事をアップしたのが8時34分。前日大晦日に夜更かしして、翌朝新聞を開く時間が9時だとするとその時点でまとめられているわけですから、まさに朝飯前の仕事が早さ。
こちらの松田広宣さんが【世界最速】で8時16分。おそらく私は世界2位の銀メダルです。松田さんのnoteは紹介している広告も数が多く網羅されていて、広告画像もキレイ。私はスマホで新聞広告を撮影したのですが影が映ったりと結構大変なのです(この苦労はおそらく私と松田さんしか分からないでしょうw)。
新聞広告は面白い。
コメントで励みになったのは「新聞買いに行こう」。NewsPicksやTwitterきっかけで記事を読んでもらって新聞広告の面白さや企業メッセージの奥深さを感じて行動に移してくれているとしたら広告屋冥利に尽きるものはありません。
引用元:どちらが優勢か…新聞広告とインターネット広告の「金額」推移をグラフ化してみる(最新)
新聞広告費の落ち込みは数字で見ても明らかです。記事がきっかけで新聞購読に繋がったり、来年は元旦の新聞出稿しようと検討する企業が増えたら、うれしいなと思いますね。
広告は、もういちど、試される。
新聞広告で見た企業の決意を感じて、改めて今年の自分はどうあるべきか考えてみたいと思います。「わたしは、私。」の私はどう歩むのか、新聞でも見ながら熟考するとしよう。
トヨタ 日本は、もういちど、試される【2014年】
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