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気づかせる葛藤

発達障がいの子を持つ親同士の座談会をやっています。

そこで出た言葉が

気づかせる葛藤

でした。

「親として気づかせるというスタンスが合っているかどうか」


この言葉は私から発したのですが、大きく頷いてくれる親御さんがいました。

発達特性のある子どもに教えることは本当に難しい。教えること自体、特性あるなしに関わらなく難しいことですが、理解されるまで非常に時間がかかり、忍耐が必要であることは間違いない

言ったことを理解させるというより、気づかせるまで待つ

我が家のスタンスは待つ=信じることでもあるのです



不登校は「子どもを信じる時間」


我が子が学校に行けないことについて、普段から妻と会話をするようにしています。

「学校に行きなさい」という言うのはカンタンです。

でも子どもには「学校に行けない理由」があるのです。

「行きたくない」ではなく「行けない」を親子で嚙み砕く。
嚙み砕くには時間が必要です。

嚙む砕く時間はもちろん無限ではありません。でも無限ではないからといって親が焦ってはいけません。

学校に行けないことを「できないこと」にしない。「したくてもできない」と理解することが子どもの自己肯定感を取り戻す一歩になるのです


葛藤を言葉にする


葛藤を言葉にすることで、肩が軽くなった自分が居ました。

自分の話を聴いてくれる、そんな関係性が他人と築けるとそれは大きな勇気になります。親子でも「傾聴」は心がけてなくてはいけません。

「共感的理解」に基づく傾聴とは、聴き手が相手の話を聴くときに、相手の立場になって相手の気持ちに共感しながら聴くことです。「無条件の肯定的関心」を持った傾聴とは、相手の話の内容が、たとえ反社会的な内容であっても、初めから否定することなく、なぜそのようなことを考えるようになったのか関心を持って聴くことです。

引用元:「こころの耳」

私なんかは「聞いているつもり」でも、自身が話すために聞いてしまうことが多々あります。相手の立場になって聞く姿勢を持たねばなりません。

「そうか、そうだったのか、それは辛かったね。話してくれてありがとう」


我が子に限らず、他人にはこんな言葉をかけてあげたい。


子から学ぶ姿勢


聞く姿勢とともに、子どもから学ぶ姿勢も必要だと思っています

親が謙虚であるかどうか、子どもはよく見ています。
謙虚こそ親の背中で見せていかないと。

また謙虚な姿勢を忘れかけたら、ここで反省の弁を書き記していきます(笑。

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