
退屈は脳を老化させる!?
「やることがなくて暇だ」とか「退屈だ」とか普段考えることがありますか?
おそらく、忙しい毎日を送っていることだろうから、そんなこと思わないかもしれませんが。
わたしは、ニートとフリーターの間みたいな生活を送ってるので時々「何して時間つぶそう」って考えたりします。
つまり、退屈を感じるときが時々あったんですね。
だけど、最近読んだ本で「意欲の低下は認知症を引き起こす」ということが書かれていて「こりゃ、まずいな!」と思いました。
特に一番危ないのは、定年退職後に『暇』を感じるようになった人たち。
会社や仕事からの開放感は1年間も持たないため、「暇だ」と感じて何も意欲もわかず、そのまま家にこもってたら脳の機能は低下します。
そして、認知症を発症してしまうのです。
脳に刺激が与えられないのは、非常にまずいことですね。
じぶんがコンフォートゾーンに逃げた理由
ちなみに「コンフォートゾーン」って聞いたことがありますか?
コンフォートゾーンというのは、かんたんに言うと快適な場所、じぶんにとって居心地のいいストレスフリーな場所です。
わたしは、その場所にいてのんびりと暮らしています。
最初はそれが幸せだと思っていましたが、だんだん慣れてくるとそれが退屈に思えてくるのですよ。
じゃぁ、なぜじぶんは今コンフォートゾーンにいるのでしょうか。
それは、パニックゾーンから逃げてきたからです。
パニックゾーンとは、自分の能力をはるかに超えたレベルが要求されるキャパオーバーの場所です。
わたしは、13年間キャリアウーマンとしてバリバリ働いていました。
毎日が忙しくて不規則な食生活になるし、睡眠もきちんと取れません。
タイムリミット、迫りくるプレッシャー、嫌いな人が3人以上いる職場、嫌いな仕事、次から次へとくるメールやファックス。
今思い出すだけでも目がぐるぐる回るくらい色んなことをしてきて、頭がおかしくなりそうです。
だから、社会人として働いていたときのわたしはストレス過多のパニックゾーンにいたわけです。
そこから、逃げてコンフォートゾーンに来たときは本当におだやかで、「ここは極楽浄土だ」と思ったくらいです。
だけど、このままではダメだなと最近思い始めてきたのです。
脳を刺激させる習慣を取り入れる
なので、徐々にランニングゾーンにシフトしようかなと思い始めました。
それは、適度なストレスあり、学びや成長につながる場所です。
とはいえ、すぐに転職・・・というのは難しいので趣味や自己投資という感じでこんなことを始めてみました。
一つ目は、知らない場所を歩くことです。
わたしは、時々ウォーキングをするのですが、いつも気に入ってる場所を繰り返し歩いていただけでした。
考えることが好きなので、それはそれで楽しかったのですが、やっぱ慣れは良くないと思い、新しい道を歩くことにしました。
わたしの場合、家から半径2km圏内でも行ったことない知らない場所が多いです。
だから、手軽に知らない道を選んで歩くことができます。
だけど、家から近いとはいえ、知らない道を歩くのはめちゃくちゃ怖いです。
わたしは、スマホを持たないので常に野生のカンで突き進んでいます。
だから、ハラハラドキドキするような冒険を家の近くでも味わえているのです笑
旅行は金がかかりますが、家の近所を歩くのにお金はかかりません。
わたしは、一人でドイツ旅行に行ったことありますが、あれと同じくらいワクワクドキドキ(オロオロ)しています。
二つ目は、興味ある分野を勉強することです。
わたしの場合、取りたい資格が3つあってそれについて勉強を始めたところです。
わたしが思うに、暇を持て余してる人は、じぶんの好きなことを学ぶ時間に充てた方がいいと思います。
なぜなら、好きなことだから勉強が苦にならないのです。
楽しく学びながら、知識を取り入れるって幸せなことじゃないでしょうか。
わたしが会社に勤めているときも「資格を取れ!」とうるさく言われました。
好きでもない仕事のための資格だったので勉強が本当に苦痛で仕方なかったです。
正直言うと受験よりも頑張りました。
それだけ苦労したので、資格が取れたときは嬉しかったです。
自慢もできたし、周りへの評価も上がったので誇らしかったです。
でも、今その資格は何の役にも立っていないです。
別に無駄だったとは言いませんが、アピールできるものとして履歴書に書いてるだけです。
でも、好きな資格ならどうでしょうか。
これが、世のため人のため、はたまたキャリアに繋げられるか分かりませんが私生活に役立つことは間違い無いです。
スキルアップのためにも、今は資格取得に向けて楽しみながら学びたいと思います。
最後に・・・
一生涯、学びをやめたらダメですね。
わたしが読んだ本には、「死ぬまで仕事を続けた方がいい」と書かれていました。
確かに、それが好きな仕事だったらずっと続けていくのもいいと思います。
だけど、仕事が好きになれないのなら、余生をじぶんの好きなことをして過ごすというのも有りだとわたしは思います。
うちのお父さんは今社交ダンスにハマっています。
妖艶な雰囲気のある曲を流しながら、一人両手を腰の位置まで上げて、変なステップを踏みながらゆっくり進んでるのを見たときは、正直ぎょっとしましたが、
踊りを覚えるって大変そうなので、「すごいなぁ」とは思っています。
いくつ歳をとっても、挑戦を続けていきたいですね。
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