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「定年後」を、自分らしく生きるチャンスに変えよう

こんにちは。社会人向け職業体験の仕事旅行社 代表、田中翼です。

先日、シニア向けにサービス説明を行った際、ある方から衝撃的な一言をいただきました。

「自分が若い頃に知っていたら参加したかったのになぁ」

えっ、なんで自分とは関係ないサービスだと思っているの?
ハッとさせられる言葉でした。

でも、よく考えてみると、これは多くのシニアの方が抱えている思いなのかもしれません。

「職業体験って、若者がやるもの」
「自分には関係ないな」

そんな風に思っていませんか?

でも、ちょっと待ってください。
違うんです。職業体験は、シニアにこそ価値があるものなのです。

人生100年時代と言われる今、定年後の時間は思っているよりずっと長いのです。
20年、30年、あるいはそれ以上。

その長い時間を、どう過ごしますか?

【知らず知らずのうちに狭まる視野】

会社勤めを続けていると、視野が狭くなりがちです。
社外との接点が少なくなり、新しいことにチャレンジする機会も減少します。
その結果、無意識のうちに会社での仕事以外とは距離が生まれてしまうのです。

特に、定年が近づくとこの問題は深刻化します。
多くのシニアが、雇用延長以外の選択肢を選ぶことができない状況に陥ります。

再雇用後の給料は、定年前の6割程度に下がることも珍しくありません。
「同じ仕事をしているのに、給料が3分の2になってしまった」
「若手の部下に指導する立場だったのに、一般職になって居場所がなくなった」
こうした声が、シニアから頻繁に聞かれます。不満を抱えながらも、妥協して雇用延長を選ぶしかなくなるのです。

しかも、雇用延長を選んだとしても、その後の状況は決して安定しているとは言えません。

60歳以上の雇用者数は年々増加しており、令和3年には1,471万人に達して過去最高を更新しました。
しかし、その一方で、一般的に7割が非正規雇用と言われ、シニアの不安定な状況が目立ちます。

こうした状況に、多くのシニアが戸惑いを感じています。
「会社にしがみつくしかないのか」
「でも、このままじゃつらい」
そんな葛藤を抱えながら日々を過ごしているのです。これが、今のシニアの実情なのかもしれません。

【新しい世界への一歩を踏み出そう】

でも、本当にそれでいいのでしょうか?
自分の可能性を、会社の中だけに閉じ込めてしまっていいのでしょうか?

いえ、そんなことはありません。
人生はいつだって、自分次第。
年齢に関係なく、新しい世界に飛び込んでいくことができるはずです。

そのきっかけの一つが、「職業体験」なのです。
でも、いきなり新しいことにチャレンジするのは、勇気のいることかもしれません。
「自分にできるかな?」「何から始めればいいんだろう?」
そんな不安や迷いを感じるのは、当然のことです。

職業体験は、事後の結果が見えないので、なかなか一歩を踏み出すことができない、億劫に感じてしまう人もいるかもしれません。
「めんどくさい」「得られるかわからないものに時間を使いたくない」
そんな風に思ってしまうのは、ある意味当然のことなのかもしれません。

でも、ちょっと考えてみてください。
それって、自分が内向きになっている証拠なのかもしれません。
新しいことにチャレンジしない、外の世界に目を向けない。
そんな姿勢が、結果的に会社にしがみつくきっかけになっているのかもしれません。

だからこそ、私たち仕事旅行社では、
「仕事旅行」という、気軽に参加できるプログラムをご用意しました。
ツアー形式で様々な企業を訪問し、実際の仕事を1日体験する。
それは、新しい世界に一歩踏み出すための、小さくて確実な一歩なのです。

もちろん、1日の体験だけで人生が劇的に変わるわけではありません。
でも、その1日が、あなたの中に新しい可能性の種を植えることになるかもしれません。
「こんな仕事があるんだ」「自分にもできそうだ」
そんな小さな気づきが、やがて大きな変化につながっていくのです。

職業体験は、あなたの可能性を広げるための、一つのきっかけに過ぎません。
でも、そのきっかけを自分の手で掴むことが、とても大切なのです。

新しいことにチャレンジするのは、誰だって不安です。
でも、その一歩を踏み出す勇気を持つことが、何より重要なのです。

私たち仕事旅行社は、そんなあなたの一歩を、全力で応援します。
「仕事旅行」への参加は、その第一歩となるでしょう。

あなたの人生の扉を開くカギは、あなた自身の手の中にあるのです。
そのカギを、勇気を持って使ってみませんか?

新しい世界で待っているのは、新しいあなた自身なのですから。

【参加者の声をご紹介】

職業体験に参加したシニアの方々からは、
様々な変化や成長の声が聞かれます。

例えば、大手製造業で営業職を長年務めてきたBさん(58歳)。
定年退職を意識し始めたのをきっかけに、「仕事旅行」で福祉の仕事を体験したのです。

「正直、最初は戸惑いましたね。
でも、利用者さんと話したり、一緒に過ごす中で、
自分の中に新しい何かが芽生えていくのを感じたんです。
今まで、人と深く関わる仕事ってしたことがなかったから、
自分にもこういう一面があったんだって、発見がありました」

Bさんは、その後、福祉関連のセカンドキャリアをスタートさせました。
今では、利用者さんとの信頼関係を築きながら、やりがいを感じて働いているそうです。

一方、ITエンジニアのCさん(60歳)は、
農業の1日体験に参加して、大きな学びを得たと言います。

「農作業を体験して、改めて農家の方々の大変さを実感しました。
野菜を育てるって、本当に根気のいる仕事なんですね。
正直、自分には向いていないなって気づけたのは、大きな収穫でした」

また、Cさんは農家の方から、事業計画書を見せてもらう機会があったそうです。

「数字を見て、農業経営の厳しさを知りました。
でも同時に、工夫次第でチャンスもあるんだって、
具体的なイメージを持つことができたんです。
ITの知識を活かせるアイデアも浮かんできて、
新しいビジネスの可能性を感じましたよ」

Cさんにとって、農業体験は
自分の適性を知る機会であると同時に、
新しいキャリアの可能性を発見するきっかけにもなったのです。

職業体験は、誰にでも新しい発見や学びをもたらしてくれます。
時には、「自分には向いていない」という気づきを得ることもあるでしょう。
でも、それもまた、貴重な学びです。
自分に合った道を見つけるためのヒントが、そこにはあるのですから。

あなたは、職業体験から何を得るでしょうか。
新しい自分の一面を発見するかもしれません。
人生の新しい可能性に気づくかもしれません。
あるいは、今の自分の環境の良さを再確認できるかもしれません。

職業体験は、あなたの人生を、より豊かに、より深いものにしてくれるはずです。
未知の世界に一歩踏み出す勇気を持つことが、何より大切なのです。

【さあ、新しい一歩を踏み出そう!】

さぁ、あなたは今、新しい一歩を踏み出そうとしています。
それは、ちょっぴり勇気のいることかもしれません。
今の環境から飛び出すことへのドキドキ、
今まで積み上げてきたものを手放すことへのモヤモヤ。
そんな気持ちを抱えているかもしれません。

でも、どうか忘れないでください。
あなたにはシニアだからこそ持っている、かけがえのない財産があるのだということを。
長年培ってきた知識や経験、人生の歴史。
それらは、新しいフィールドできっと大きな強みになるはずです。

今、その財産を活かすチャンスが、目の前にあるのです。

「仕事旅行」は、あなたが一歩を踏み出すための、最高の舞台になるでしょう。
介護、農業、ITなど、様々な分野の仕事を、気軽に体験することができます。
そこには、あなたが思いもよらなかった、新しい世界が広がっているかもしれません。

もちろん、1日の体験だけですべてが変わるわけではありません。
でも、その1日が、あなたの人生に新しい扉を開くきっかけになる。
そんな可能性を、私は信じています。

体験ツアーの詳細は、仕事旅行社のウェブサイトをご覧ください。
全国各地の多様な企業と出会える、さまざまなツアーをご用意しています。
オンラインでの参加も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

そして、ツアーに参加したら、ぜひ周りの人にもその体験を共有してください。
体験を通じて得た学び、新しい発見、自分の中に芽生えた変化。
それを話すことで、あなたの周りにも、新しい何かが生まれるかもしれません。

行動を起こすこと。
一歩を踏み出す勇気を持つこと。
それが、何より大切なのです。

あなたの人生は、あなたが思っている以上に、
大きな可能性に満ちています。
その可能性を、自分の手で切り拓いていく。
そのチャンスを、どうか逃さないでください。

新しい世界で、新しいあなたに出会えることを、心から楽しみにしています。

さぁ、一緒に一歩を踏み出しましょう。
あなたの人生の新たな扉を、今こそ開く時です。


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