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里山大百科「夏」林の合唱団セミ

里山の夏に響き渡るセミの合唱。

高い梢で鳴く姿は、子どもばかりでなく、大人の注目も引く。

セミは夏の風物詩として親しまれているが、よく聞いてみると春から初夏、盛夏、晩夏、秋の気配まで、鳴き声の種類が移ろうのがわかる。

季節の流れを蝉時雨に感じとりながら、林の中の合唱団を見学してみてはどうだろう。

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▲晩春から鳴くハルゼミ/埼玉県滑川町(撮影・大久保茂徳)

セミの中でも最も早く晩春から初夏にかけてマツ林で鳴く。
鳴き声:ゲーキョ ゲーキョ。


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▲アブラゼミ/埼玉県小川町(撮影・新開孝)

ニイニイゼミについで現れ、もっとも普通にみられる。
鳴き声:ジィージリジリジリ。


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