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怒りには2種類ある話

皆さんは怒りには2種類あるのはご存知ですか。

私はここ最近知ったのですが是非共有したいと思い、書いています

それを教えてくれたはこちらの本で、今回の投稿はそこからの引用とそこから考えた自分の意見であることを先に明記します。


基本的に「怒り」というのは
悪いものとして考えられていますよね

ですが、
”怒りには2種類があって
一般的によくみられる1種類の怒りの方ばかりを私たちが目にしている”
というのが今回強調したい話です

より詳しくいうと
一つは『oldな怒り』、もう一つは『freshな怒り』としてこの本には書かれていて

oldな怒りは、過去に飲み込んだ、我慢していた怒りが芋づる式に連なっているもの

例を挙げれば、家でお皿をうっかり落として割ってしまった時。「本当にあなたはダメね。この前も・・ってことがあってそれにもイライラしたんだけど・・」といったような、言う側も聞くのが嫌になる上に、言った側も後から言う必要がなかったなと後悔する。そんな怒り。

freshな怒りは、「今ここ」に限定した怒り。
ただひたすら相手のある一つの言動に対してにだけ怒りが発動する。「叱る」に近い

よくTVのサスペンスドラマなどのラストシーンで、主人公が「私なんか生きていなければよかったんだわ」とか言うと、刑事さんや恋人に「馬鹿なことを言うな!」とパシッとひっぱたかれ、ハッとして「私、間違ってたわ」と迷いから覚めるようなシーンがありますけれど、あんな感じに近い

泉谷閑示. 「普通がいい」という病



この例えがやはりわかりやすかったので、載せておきます。
後もすっきりとした怒りであることも特徴で、愛を感じることができる。

先ほども言ったように
基本的に怒りというものは一般的に「oldの怒り」であって、そうであるために悪いものだと捉えられがちなのです

私はこの本を読んで、とても納得できたのですが皆さんはどうでしょうか。

バイトをしていても、「freshな怒り」であれば
この人は私が成長して欲しいと思って、言いずらいことも伝えてくれるのだと感じる。やはり、そこには愛があると思います。

改善点のみをしっかりと伝えてくれているイメージに近い。そのように伝えてくれる人は大人になっていくうちにどんどん希少なものになっていくはずだから、大切にしていきたいと思いました。

きっと親が子供に怒りという感情を出す時にも理想的なのは
もちろん「freshな怒り」の方だと容易に想像できます

これを頭で分かっていても実践するのは至難の業のように思えます。
だけど、意識して生きるかそうでないかによって必ず見方が変わってくるはずです。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。拙い文章ではありますが、今後ともよろしくお願いします。


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