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父の日とブルーリボン

やさしく読める英語の聖書 Vol.79 父の日に寄せて

皆さん、こんにちは。
今日お送りするのは、昨年6月16日(日)に発信した内容とほぼ同じで、
「ブルーリボン」のお話です。

去年と同じ内容を書くのは、読者様に失礼では?と思いましたが、
昨年の父の日、この記事のお蔭で素晴らしいことが起こりました。それは…「今日のメルマガに感動して、涙を流しました。ありがとう」
という、素敵なファンメールが届いたのです。
差出人は、私の母でした。

母と私は大親友で、何でも話しているはずなのに、なぜかこの「ブルーリボン」の感想を、私はまだ母に話していなかったのですね。
この記事を通じて、再び母と「出会う」ことができました。
文を書いていて、良かったと思った瞬間でした。

[今日の聖句]
★ 新約聖書 コロサイの信徒への手紙 第3章18~21節
18 妻たちよ。主にある者にふさわしく、夫に従いなさい。19 夫たちよ。妻を愛しなさい。つらく当たってはいけません。20 子どもたちよ。すべてのことについて、両親に従いなさい。それは主に喜ばれることだからです。21 父たちよ。子どもを怒らせてはいけません。彼らを気落ちさせないためです。

★Colossians 3:18-21
18 Wives, submit yourselves to your husbands, as is fitting in the Lord. 19 Husbands, love your wives and do not be harsh with them. 20 Children, obey your parents in everything, for this pleases the Lord. 21 Fathers, do not embitter your children, or they will become discouraged.

【父の日の歴史】
The original Father's Day was founded by Sonora Smart Dodd of Spokane, Washington in 1909.
父の日は、ワシントン州スポケーン市のソノラ・スマート・ドッドさんにより、1909年に設立されました。

Dodd's mother had died in childbirth, and her father, a Civil War veteran, had raised the newborn and his other five children.
彼女のお母様は、末っ子の赤ちゃんを産んだ時に亡くなっていました。南北戦争の軍人だったお父さんは、彼女と5人の兄弟姉妹を男手一つで育ててくれました。

As Dodd's father's birthday was June 5, she petitioned for the holiday to be recognized in her city. The first Father's Day was celebrated on June 19, 1910.
ドッドさんのお父さんの誕生日が6月5日だったので、彼女はその日を父の日に定めようと市に請願し、1910年の6月19日に、初めての父の日がお祝いされました!

ちなみに、世界の父の日は、国によって違います。
Russia - February 23
Denmark - June 5
Brazil - Second Sunday of August
Australia and New Zealand - First Sunday of September
Egypt and Syria - June 21
Indonesia - November 12

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先日、私の英語塾の中学・高校生の生徒さん達と一緒に、心温まる短編小説『ブルーリボン』を読みました。

アメリカには “Chicken Soup for Your Souls”(心のチキンスープ)というタイトルの、心温まるお話ばかりを集めた有名な短編集があります。
アメリカの人は、風邪をひくと、栄養たっぷりのチキンスープを飲んで
ゆっくり休む習慣があるのです。

ブルーリボン(日本語訳)
http://www.sakura-ah.jp/blog/?p=5189
※動物病院のスタッフの方が、ブログで親切にも和訳を紹介して下さっています。感謝です!

Blue Ribbon(英語原文)
https://blueribbons.org/stories

短編集『こころのチキンスープ』
https://amzn.to/2Kk0L6C

このお話の中で、お父さんが14歳の息子さんに
“I just wanted to sit here and, well, just let you know that you do make a difference to me. Besides your mother, you are the most important person in my life. You're a great kid and I love you!"
と言う場面が、私はとても好きです。
「君はお母さん以外で僕にとって世界で一番大切な人だ」
「君がいるだけで、僕の人生に大きな意味がある」
と、息子さんに言えるお父さん。素敵です!

お父さんやお母さん、そのほか、心の中では感謝しているのに、なかなか感謝の言葉を伝えられない…。そんな人が、皆さんの周りにもいるかもしれませんね。

そんな時は、このお話と一緒に、その人にブルーリボンを渡すのも良いかもしれません!

父ではありませんが、私は高校時代、高校の倫理の先生が大好きでした。
彼の授業は本当に面白く、いまだに内容を覚えている上に、その先生は人柄も素晴らしくて、私が今でもお手本としている人です。

けれど高校時代、その先生に、一度だって
「ご指導ありがとうございます」
「先生の授業、楽しくて大好きです!」
などと、伝えませんでしたね…。

それなのに、自分が塾の先生になってから
生徒さんたちに「先生、ありがとう~~!」「先生のお蔭で、英語が大好きになりました!」
と面と向かってお礼を言われることが、数えきれない程、何度もありました。

その度に、生徒さん達に頭が下がり、
「私も学生時代、お世話になった先生に、もっとお礼を言っておけば良かったなぁ…」
と、悔やんでしまいます。

そして、素直に先生に「ありがとう」と言える生徒さんから
自分自身も学んで、どんどん「ありがとう」の言葉を周りに発信しよう!
…と思うのです。


そんな私自身ですが、去年は父に送ったプレゼントが、父の日の2日後に届いてしまうという痛恨のミスをしてしまいました!
そこで、今年は父の日の5日前に、早めにプレゼントが届くようにしたところ、父から写真付きのお礼メールが届いてほっとしました(笑)

皆さん、素敵な父の日をお過ごしください!
今日もお読みいただき、本当にありがとうございました。
God bless you. Have a nice week.

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