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奇声と共に挑む夏。

先月辺りに天井裏や壁の中から不穏な音が鳴るようになりました。

実を申しますと、だいぶ前から時々起こる現象。

大丈夫です夏に盛り上がる「いなじゅん」方面ではありません。
(もちのろんで稲川淳二さん)

居心地が良いのかもしれませんが、ハクビシンと思われる輩がルンルンしているのです。

しかも屋根裏で光が届いていないはずですが、自分が横になり電気を消してウトウト・・っとする辺りで、ガリガリ、カリカリ言わせて天井裏や壁を移動するのです。

しばし、壁ドンなどをして対抗しますが、結局寝落ち。


いつも帰宅が遅かった7~8年前に、自宅前の電線を猫のひと回り大きなフワフワした生き物が歩いているのを見た時は「ああ、とうとう見えてはいけないものが見えるように・・」と力が抜けました。

翌日、母に語ると得意気に「それは、ハクビシンよ!」と。

バカ言ってる!と思っていましたが、さらに翌日の新聞で地域欄に「ハクビシンにご用心」な記事を読みました。

それ以来、寒い季節になると単身で、または家族を連れて来ている雰囲気。

5年ほど前にネトゲ仲間より「動物は樟脳を嫌がるから屋根裏に置いてみたら?」とオススメされました。

早速ドラッグストアに買いに走り、着物用の100%ナチュラル樟脳を買い、天井裏に「おりゃあぁぁぁ!」「出てけぇぇぇえ!」と奇声を発しながら張り切って投げ入れました。

どうも効いたらしく、しばらく静かに生活出来ておりました。

そんなある日の日曜日、しつこく寝ていた昼前、柔らかな日差しの中。

ブラインドの向こう、外の天井辺りから細長い何かが落ちて行くシルエットを見ました。

数日後、近くの大きな環状道路沿いに轢かれたっぽいご臨終と思われるハクビシンが転がっていました。

「ああ、そうなりましたか・・」と思いつつも「これで静かになるのかしら」と思ってみたり。


なのに、ちゃっかり子孫なんだかが「(居場所は)相続しました」風にいるご様子。

認めていませんが、姿は見えず。

ドラッグストアに走りましたがナチュラル樟脳は売り場から姿を消していました。

さて、どうしたものか・・・。

そんな時に必殺のラジオショッピングにて「害獣忌避剤」という耳寄り情報が!!

その名も
「天然ヒトデ忌避剤 ヒトデMAX」

MAXですよ、これ以上は無いのです、きっと。

自分にとても有難い点は「天然もの」であるところ。

ケミカルなものだと自分もやられるからです。

ケミカルジーンズも履いたことが無いのです!!
(要らないプチ情報)

量が1キロもありお値段もまあまあな点で数日悩みましたが、「植物の栄養剤としてもイケる」とあり、今年はプティトマト栽培に挑んでいるためポチっとな!!

美味しいプティが出来た時にカラスなどにやられることも防げるかもしれません。(捕らぬ狸の皮算用とか聞こえない)


数日後やってきました。

現物は?とか聞こえない。


小袋付なので小袋に詰めてゴムで封をし、お風呂場で説明書通りに水を掛けたら凄い色の水が滴りました。

お風呂掃除前だったので心乱れること無く、お風呂場の天井点検口を開けて「出て行くがいいィィィ!!!」っと念じて、ヒョイっと点検口横へ置きました。

振り被って投げたら水が自分に掛かってしまうので、安全策。
(弱気とか聞こえない)

天井裏は防火材が張り巡らされているので、いまの季節でもムンムンだと思いますが、大雨や台風の際は輩たちが避難場所にする可能性があります。

ヒトデを設置してから、約2週間。

静かな天井裏&壁の中。

気温が上がって来たので単純に暑くていられないだけかもしれませんが、「ここはもうダメだわ・・」と引っ越ししてくれていることを祈ります。


そして楽しみにしているプティトマト用の害虫対策、「やさお酢」。

苗がニョキニョキと良い感じに伸び、にっくきハダニはまだ出現を確認しておりませんが、てんとう虫が葉っぱを食べ来ているところを目撃。

こちらにも心の中で「悪者よ、去れぇぇえ!!!」と、鬼の猛プッシュ。

右手の握力に震えがくるほど、8つの植木鉢へ散布しました。

周辺がお酢の香りに包まれたので、まずは良しとしました。

どうもこの駆除剤はお酢があれば自作出来るようですが、「パン作り」により自作に自信が無いので、当面は市販品に頼ろうと思います。


来月には第一陣の実が生りそうな雰囲気。

そうなると戦いはこれからが本番。

まだまだ「やさお酢」の残りはたっぷりありますが、詰め替え用を買っておくか思案しております。

そして、ヒトデの栄養にも期待大です!


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