厳しいですな。

今朝は事務所に行って郵便受けの封筒を取り出して、取り敢えずいつもの作業をスタート。

ふと見た封筒の文字に「裁判所」と「親展」の文字があって、「??」っと素早く開封してみました。

「とある法的書類申請を怠っているので罰金よ!」

軽く書くとそんな内容の書面がA4の用紙1/4サイズの固い紙に書かれています。

「異議申し立てがあるなら1週間以内に言ってね!(2週間だったかも)」と書いてあり、月曜の朝から全てのやる気を無くさせてくれる文面がツラツラっと記載されています。


弁護士さんに聞いてみようかと思いましたが・・・

その弁護士さんは他のお願いをしているのですが約4か月放置されていて、敢えてこちらから問い合わせをせずに「全然やらないよね」と言えるスタンバイ中なので聞けず。

何でケンカ腰なのかは、いずれ気が向いたら。。


なので、これだけはやらねばの仕事を終わらせてから、封筒に記載されている裁判所へ電話をしてみました。

担当者さんは離席中とのことで、代わりに伺いますとの男性に「去年の終わり位に所定の法務局からの書面は持参して持って行ったこと」、「今年も同じ書面が来たので今年は先週郵便で投函したこと」をひと通り話をしてみると・・・

「その件は書面で取り敢えず良いけど、別件の申請が成されていないから罰金なの」といった回答でした。

ある一定期間で法務局へ申請をしないといけないことをしていないのは確かにこちらが悪いのですが「その申請をしないとダメよ!」な書面って通知されないのでしょうか?と聞いてみると「それぞれの会社によって違うから会社で管理することだ」と話している内に、男性のイライラ具合のメーターが上がって来ました。

「こいつ、しつこいな」オーラが電話越しにビンビンに伝わってきます。


確定申告やら消費税やらの納税関係は有無を言わさず送ってくれますし、運転免許の更新もハガキをくれるのに。。

去年法務局へ「取り敢えず良いけど」の書面を出しに行ったときに、担当部署は同じところだったので、教えて欲しかったと思ったりしました。

更に図々しく言えば、会社を登記したときに色々な日付は記載されているから、データ管理しているんじゃないかと思ってみたり。

罰金があるならさっさとやっていましたが、まあ後の祭りですね。。

トホホな出来事です。


結局、取り付く島もない状態で、この罰金って待っていると納付書が来るんですか?と聞くと、男性は口調が分かりやすく穏やかに「何もされなくても郵送されます」と爽やかにご回答下さいました。

自分の守備範囲の話だと安心しますよね、確かに。



裁判所の電話を切って、事務所管轄エリアの法務局へ必要書類を聞こうと思って電話を掛けたのですが、担当電話が全部埋まっているとのことで、3回ほど時間をズラして掛けましたが、繋がらず。

同胞が焦って掛けているのでしょうか。

どうしようかなぁと思い、仕方なく本丸な東京法務局の担当部署へ掛けてみると、2回目でラッキーなことに繋がりました。

既に手元のパソコンで法務局の申請書類コーナーは開いてスタンバイしていたので、裁判所の地獄書面の話も軽やかにお話したりして、何だか終始穏やかに必要書類を教えて頂けて、更に書き方の「こう書くと良いよ!」のワンポイントチェックを教えて下さったり、とても良い方に当たりました。

まあ、罰金刑は食らうんですけど。



更に粘着タイプの自分としては、裁判所の方との話は電話録音していたのですが、聞き直してみると「あれ?あんた誰?」的な自分の声に驚きました。

本当の驚きと無駄な驚きのある一日でした。


ちょっと用事があり実家へ行って愚痴ったのですが、自分なんか足元に及ばない程に色々なことにイイ加減で、様々なお役所にケンカを売っては割と勝利している父が罰金額について話すと「あぁん、それくらいか、まあ仕方ねぇな」と半笑いで言いました。

素晴らしい落ち着きと安定感・・・

「死なないし」が透けて見えました。


このご時世では痛い金額ですが、会社が持って行かれたり潰れる訳でも無いので授業料ってことでしょうか。。

大人の世界って怖いわぁっと思った話であり、脇の甘さがグイっと出た話でもあります。

近しい出来事真っ最中のお仲間な皆さま、「歯を食いしばって」頑張りましょう。


あぁ、まいっちんぐ。   ← やけくそ。







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