いつもぼくを支えてくれる、大切な言葉たち6選
ぼくたちは日々、様々な媒体から多くの言葉を受け取っています。
友達とのカフェでの会話
ふとTwitterで流れてきた芸能人の呟き
勧められて手に取った本
たくさんの言葉を滝のように浴びながら生き、残念ながらその多くを忘れてしまう中で、ある言葉だけが妙に心を掴んで離れないときがあります。
くりかえしくりかえし思い出してしまう言葉。よくわからないのに、なぜか頭から離れない言葉。わかっているようで、掴み所がないようにも思える言葉。
そんな言葉は、悩んでいるときや苦しんでいるときにふとぼくの頭に現れて、ぼくに力や勇気や希望を与えてくれます。
そんな風にぼくを支えてくれる、大切な言葉を6つ集めました。
ちなみに、このnoteはお友達のゆかちさんのnote👇を読んで書いてみようと思いました。こちらもぜひぜひ。
1.「自立とは依存先を増やすこと」
脳性麻痺の当事者であり、小児科医で東大の講師も勤めていらっしゃる熊谷晋一郎先生の言葉。ぼくが大好きな先生の1人です。
繰り返し触れ、また話しているので、はじめてこの言葉に出会ったのがいつだかは正直覚えていません…3年くらい前だったような気がする。確かこの辺の記事でした。
ずっと人に頼ることが苦手で、誰にも頼らないことが自立だと思っていた、でもどうがんばっても1人で生きていくことはできなくて、むしろ特定の相手にどっぷり依存してしまう。そんな板挟みに合っていた(今も挟まれがちだけど)自分は、何度もこの言葉に救われています。
人を頼っていいんだ、むしろ頼れる相手を増やしていくことが必要なんだ、と思えるようになりました。
2.「人を頼るということは、その人に役割を与えること」
1つ目と似ていますが、こちらもぼくに頼ることを許してくれる大切な言葉。
ぼくは頼ろうと思っても、その人の時間やエネルギーを奪っているように感じてしまい、躊躇ってしまうことが多くて。
でも、頼ることでその人に役割を与えることができるなら。頼ることは搾取ではなく、補い合うような、持ちつ持たれつのような行為に変わります。そう思えるとグッと頼りやすくなる。
ぼく自身の実感としても、誰かに頼ってもらえたことがぼく自身の喜びになることが多いです。相手のためになっている(実際はうまくためになれないことも多いですが)という実感が得られることは、人が生きる意味の一つだと感じています。
ただこの言葉、どこで出会ったのか出典が定かではありません…。確かモリジュンヤさんだったような…。なんなら言葉も正確ではなかったかもしれない、ニュアンスで覚えてしまっています。笑(出典わかる方、ぜひ教えてください。)
3.「行動はメッセージ」
ぼくが大学1年生のときにインターンしていた、宮城県気仙沼市にあるNPO法人底上げの代表である矢部さんがよく言っている言葉です。
調べてみたら矢部さん、2011年から言ってた…一貫しててすごいな…。
正直、はじめてこの言葉と出会った6年前は強く印象に残ったわけではありませんでした。この1年くらいで、ようやく身に染みてきた感覚です。
行動は表現の一つであり、受け取る人がいれば、それはメッセージになる。ぼくの一挙手一投足は誰かへのメッセージになりうるし、それは言葉をどれだけ尽くして綴った言葉の何倍もたくさんのことを伝えうる。
そんな言葉だと理解しています。
頭でっかちになってうまく動けないときに勇気をくれ、漫然と行動してしまっている日々を見返すきっかけになる言葉です。
4.「納得は全てに優先する」
来ました、ジャイロ・ツェペリ先生です。漫画『ジョジョの奇妙な冒険 第6部スティール・ボール・ラン』の一コマです。
この言葉は、ぼくが繰り返し読んでいるひらやまさんのこのnoteにも通じる部分があるように思います。
たとえやり残しがあったとしても、自分の意思と姿勢に嘘偽りがなく納得感があれば、きっとどんなことも受け入れられると思うのです。
「納得できるまでやったからいいじゃないか」
「自分のできることはいつもしている」
どんなことを達成したかではなく、「自分が大切にしたいことを大切にできるか」「やりたいことを、やりたいように、やれているか」が大切なのだと思います。
"これからの「生き方」の話をしよう"ひらやま|cotreeより
「納得」はとても主観的な感情です。その裏には、「理解したい」という渇望やこだわりのようなものが隠れているように感じられます。
ぼくは納得できなくて一歩も動けないときもありますし、逆に納得でき他ことがきっかけとなってどんどん前に進むようなときがあります。
「納得」は現在地を確認し、受け入れ、前に進むためにとても重要なステップなんだと、この言葉で改めて感じました。
5.「人と人は違う」
インターンしていたcotreeのひらやまさん(☝️のnoteを書いた人です)がよく言う言葉の一つです。これについては少し詳しくnoteを書いたので、こちらをぜひ。
すごく当たり前なんですけど、だからこそ見過ごしてしまうこと。だから繰り返し頭の中でこの言葉を唱えています。
誰かの成功を妬んでしまうとき
自分の言葉がどうしても相手に伝わらないとき
自分と相手の経験を重ね合わせてしまうとき
この言葉が指し示すように、自分と他人の間に「違う」という線が一本引けるだけで、ぼくはだいぶ楽になれます。
6.「愛は能動」
エーリッヒ・フロム『愛するということ』の一節。
すごく大切な本の一つなのですが、この本での大きなメッセージが「愛は能動」だということ。言い換えると、愛は「与えること」である、ということです。
愛されないと嘆いてしまうとき
他者に踏み込んで関わる勇気を持てないとき
もしかしたら、能動的に愛してみることで、関係性は変わるかもしれません。
ぼくが人に関わろうとして、不安や恐怖に苛まれてしまうとき、いつも勇気をくれる言葉です。
みなさんの大切な言葉はなんですか?
ここまで「言葉」という形でぼくの価値観を形成したものをまとめてみました。これからもいろいろな言葉に出会いたいなと思います。
そして書きながら、みなさんの大切な言葉も知りたいなと思いました。
大事にしている言葉にはきっと、価値観や信念が表れているはず。言葉を通して、それを少しでも知ることができたら嬉しいです。
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cotree advent note
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