【ドラマ感想①】ハコヅメ~交番女子の逆襲~
ドラマ:ハコヅメ~交番女子の逆襲~
著者:奏三子
主演:永野芽郁、戸田恵梨香、三浦翔平、山田裕貴、ムロツヨシ、西野七瀬、渕野右登
ジャンル:ヒューマン
あまりドラマは見る習慣がなかったのですが、面白い作品に会ったので紹介です。
※漫画が原作で、漫画とは登場人物が違ってくるようですが、ドラマだけ見る分には全く違和感なく、観るが出来ました。
ストーリー概要
河合麻依は、父の助言から安定した公務員になることを目指して、警察官になった。(というか警察官しか受からなかった。)何とか警察学校を卒業し、町山交番勤務となったが、警察官の仕事は、長時間労働や汚れ仕事、様々な住民からの非難等、ツラいものだった。退官願いを書き、箱長(交番の長)に出そうと思っている時に、ミスパーフェクトこと刑事課のエリートである藤聖子が町山交番に配属になり、ペアを組むことになる。
辞めようと思っていた河合だが、藤の能力や仕事への姿勢、それによって事件が解決していくことを通して、警察官の仕事の捉え方が変わっていく。
感想
笑って、泣ける作品になっています。コミカルなキャラでギャグもある一方でヒューマンドラマたる人の成長や葛藤が泣けます。なんか最近、どんなヒューマンドラマでも涙腺が熱くなっちゃうとこがあるんですよね。歳かしら
推したいポイントは3つ
1.傷つき、気付き、前を向くこと
2.ペア同士の成長
3.同期の絆
1.傷つき、気付き、前を向くこと
・河合自身は、警察官として能力が決して高くはありません。何度も同じ人から自殺予告の通報を面倒くさがるし、認知症の旦那への介護に疲れている奥様の事情に気付かず、性被害にあった女子学生に無理に話を聞こうとしたり・・・。悪いということではなく、ある意味普通の女の子です。
でもその度に自分自身の問題に向き合い反省し、住民に対して、真摯に対応して、どんどん成長していきます。藤に見出された、似顔絵捜査官の能力も上手く書けない時もありますが、自分のやり方を徐々に作っていきます。
こんなの泣きます。
2.ペア同士の成長
河合の成長ももちろんですが、ミス・パーフェクトの藤も決して、完ぺきではありません。高い洞察力を持っていますが、空回りしながら、時に河合にも助けられていきます。藤が町山交番に来たり理由は、事件解決が全てですが、河合と触れ合う中で、人情味や他人を頼ることを学んでいきます。
上手く周りを頼れず、1人でハンドリングしようとするところが、共感しちゃう。そこで強引に推進できず、周囲とのバランス感覚を保とうとするのが、僕の足りなさではあるが…。藤とは年齢も近く、同じくペアというか部下を持つ身としては共感せざる負えない。
3.同期の絆
源と藤、藤の女子同期4人組など、いくつか同期グループが登場する。同じ時間を共に過ごした人との絆は、代えがたいものがありますよね。源と藤は普段は犬猿の仲で会えば、口論をするばかりですが、いざという時には協力して、事件を解決するし、藤の違和感に源はよく、気付きます。
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藤の同期桜は、怪我で退官しようと思っていましたが、河合の機転で同期を傷付けられたことに怒り、踏みとどまります。
もう感動が止まらないですよね。この歳になって、仲間の大切さを再認識させられます。
楽しい作品なので、ぜひ見てください。
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