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03 「競争」と「比較」

本日もご覧いただきありがとうございます。

みなさんは、「競争」と聞いて何が頭に浮かびますか?

わたしは、スポーツです。

その他にも、仕事や自分自身の能力向上などもありますね。

自分の能力を高めるための競争はどんどんやるべきですが、好ましくない「競争」もあります。

それは、自尊心のためだけに勝とうとしたり、他人より上に立ちたいという気持ちだけで競争をすることです。

自尊心のためだけに競争をすると、悪い面が出てきます。

「自分さえよければいい」という考えですね。

これでは、自己満足だけで競争に勝ったとしても、人間関係が上手くいか協力してくれる人はいなくなるでしょう。

競争を有益なものにするためには、自分自身を評価するためだけに使うことが大切です。

ある大学のスポーツコーチの言葉です。

「スポーツ選手にとって最悪なのは、失敗への不安と並外れた勝利欲、勝つためにはどんな犠牲もいとわないという考え方を持つことだ」

この言葉には、「勝つために何をやってもいい、自分が納得できればいい」と聞こえてきます。

チームスポーツはもちろん、個人競技でも必ずサポートしてくれる人がいます。まわりの人と協力しながら競争することが必要だと感じます。

比較する

比較は競争と似ていますが、競争よりも悪質なことがあります。

それは、自分と他人を比較することです。

自分と他人を比較しても、なにもいいことはありません。
やっかみや嫉妬が生まれるだけです。
逆に自分の方が優れていると思っても、実際はどうなのか分かりません。
収入、持ち物、ファッション、昇進など他人と比較するより、自分が今、目標に対してどの位置にいるのか、なにが足りないのかと比較することの方が大切なのです。

現在の社会システムの環境の中では、他人と比較するなと言う方が難しいかもしれません。しかし、正しい比較とは「現在の自分と未来の自分を比較する」ことだけです。

わたしは、他人との競争や比較をやめたら気持ちがすごく楽になりました。

誰かに勝つではなく、自分が持っている能力を目標に置き換えて、目標とのギャップを認識し、自分の目標を達成する計画を立ててみてはいかがでしょう?

最後まで読んでいただきありがとうございました。






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