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Netflixから紐解くベトナムのトレンド

ベトナムでも2016年からNetflixがサービスを開始し、2019年にはベトナム語字幕での視聴が可能になりました。

今回の記事では、ベトナムのNetflixで人気のタイトルを紹介しつつ、そこからベトナムのトレンドを見ていこうと思います。

※あくまでも個人の意見です。

ベトナムの今日の総合トップ10
(6月24日付)

1. mine(韓国)
2. 終末のワルキューレ(日本)
3. 賢い医師生活(韓国)
4. ヴィンチェンツォ(韓国)
5. CAMELLIA SISTERS(ベトナム)
6. るろうに剣心 The Final(日本)
7. わかっていても(韓国)
8. Pets 2(アメリカ)
9. REPLY 1988(韓国)
10. ファザーフッド(アメリカ)

全体に占める作品数の割合もあるとは思いますが、トップ10の半数を韓国作品が占めています。次いで、日本とアメリカが2本ずつランクインし、ベトナム作品は1つのみとなっています。

過去のランキングを振り返ってみても、韓国作品はドラマが、日本作品はアニメが人気です。例えば「鬼滅の刃」はNetflixだけでなく、映画も上映されました。

ベトナムでは韓国が人気?

私の感覚ですが、ベトナムでは韓国カルチャーがトレンドになっています。

特にビューティやフッション分野が人気で、ある調査では、ベトナムで最も購入された化粧品の生産地は韓国で、全体の3割を占めているとのことです。

街中にもinnisfreeや、THE FACE SHOPなどのショップをよく見かけます。
手頃な価格で、おしゃれなデザインのものが多く、若者層に人気だと考えられます。

また、食の分野では韓国系カフェや韓国料理店なども盛んに進出しています。

私は韓国好きなので、韓国料理に気軽アクセスできるのは良いところだと思います。

ベトナムでの日本の印象は?

ベトナムでは日本カルチャーも人気があります。
韓国と比べると、オシャレさよりも、技術や品質への信頼が強いと感じます。

例えば、ベトナム人はバイクのことを「HONDA」と呼びますし、街中にはトヨタなどの日本車が走っています。

また、食の分野で言えば、寿司やラーメンはベトナム人に人気で、ローカル店舗も多く出店しています。

ビューティ分野でも欧米と並んで人気があり、特に美白関連商材のニーズが大きいです。

早くから日系企業が進出していたこともあり、信頼も厚く、2016年時点ではベトナム人の留学先は日本が最多でした。

ベトナムは海外カルチャーに敏感

ベトナムでは独自の文化はもちろんですが、色々な国のカルチャーやトレンドが入り混じっています。
今回は韓国と日本について紹介しましたが、フランス系、アメリカ系の企業も数多く進出し、トレンドを作り出しています。

そのため、日本製品だから売れるという迷信は既になくなっています
トレンドの移り変わりが早く、しっかりとしたブランド力とマーケティング力がないと、生き残れない環境です。

生活面で言えば、ベトナムは親日国であり、日本文化も根付いているので、住みやすい国です。
海外で働きたい、海外に住んでみたい、と思う方にはオススメです。生活に困ることは無いと思います。

興味がある方は、是非一度訪れてみて頂ければと思います。

TSK

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