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何故、読書をするのか

私にとっては、人生の一部

人により、いろいろな意味合いがあると思います。
今となっては、読書は人生の一部ですが、社会人になるまで、読書とは縁遠い生活を送っていました。

「本は読んだほうがいいよ」と上司から言われたときに『何でですか?』と質問し、唖然とされたことを覚えています。

本格的な読書は、30歳から

不動産業の中でも、コンサルタントという立場で仕事をしていきたい。
そのように志してから、本格的に読書を始めました。

それまでは、何かしらの商品を販売する営業をしていました。
パンフレット、現物、お客さまに提示する「モノ」がありました。

コンサルティングを行う際にも「提案書」という、お客さまに提示する「書面」はありますが「モノ」はありません。

コンサルタントの先輩、税理士・司法書士など、コンサルティングの仕事で成果を上げる人の中で【読書】をしていない人は、殆どいませんでした。

カバンの中には【本】があり、時間が空くと【読書】を行う。
それが「当たり前」の世界でした。

このままでは、マズい

特段の才能を持ち合わせていない私は、少なくとも【読書】を習慣にしないと、コンサルタントの世界では仕事ができない・・・

業務で必要な文献、勧められた本、書店で目に留まった本など、ジャンルを問わず、たくさんの本を読むようになりました。

そうして数年が経つ頃、仕事に慣れてきた側面もあると思いますが、少しずつ、いろいろな意見を取り入れ、仕事を進められるようになったと、感じる機会が増えていきました。

その反面、仕事を進め、【読書】を行うほどに、自身が知っていることは、ごく一部の世界であることを、思い知らされる機会も増えていきました。

そして、また読書に勤しむようになりました。

今となっては「何故、読書をするんですか?」と後輩から聞かれると、
【ご飯を食べるとハミガキするでしょ。それと一緒(後輩からは、かなり苦笑されます)。】と回答するほど、【読書】が習慣化されています。

それはさておき、【読書】は人生を豊かにしてくれる、素晴らしいものだと思っています。それを、皆さまと分かち合えたら、幸いです。

前置きが長くなりましたが、【読書】と言えば、私の中では、この方のご紹介から始めなければなりません。

出口 治明 さん(立命館アジア太平洋大学学長)

2008年、ライフネット生命保険株式会社を設立(正確には商号変更)
同年4月、 内閣総理大臣より生命保険業免許を取得
同年12月、私がライフネット生命保険会社の契約者となる
(以下、ライフネット生命のことを記載しておりますが、保険を推奨する意味合いはありません。あくまで【読書】に関する記載をする上で必要な事項を記載しております。)

生命保険契約を見直す際、書籍やネットで調べていた時に、出口さんの共同経営者である、岩瀬大輔さんの著書を読んだことがきっかけで、ライフネット生命を知りました。

出口さんの言葉

「保険料を半分にして、若い人たちが安心して、赤ちゃんを産み育てられる社会を創りたい」

その言葉に触れたとき
【ホントか?どうやって、保険料を半分にするんだ?】

ライフネット生命では「ふれあいフェア」という、保険契約者などを招く機会が定期的に設けられておりました。

「ふれあいフェア」に参加

保険料を半分にするという疑問を解消するため、岩瀬さんという才能に触れるという邪な思惑もあり、「ふれあいフェア」へ参加。

出口さんは、【とんでもない方】でした。

正直にいって、岩瀬さんの才能を活かすため、生命保険業界で長年働いてきた出口さんの力が必要だったんだろうと思っていました(大変申し訳ございません)。とんでもない過ちでした。

13年ほど前の記憶ですが、岩瀬さんはこのように話をしていました。

出資者から、出口さんを紹介いただいた。私(岩瀬さん)は、損害保険会社の設立に関するレジュメを用意。
私がプレゼンを終えると、出口さんが「ホワイトボード」に記載する形で、生命保険会社に関する説明を進めていった。
その説明のロジックに、圧倒された。

岩瀬さんは、ウィキペディアで経歴を確認いただくだけで、理解できると思いますが「超優秀」です(敢えての記載です。お許しください)。

「ホワイトボード」に記載する云々ではなく、出口さんの見識に圧倒されたと、岩瀬さんは話をされていました。

ビジネス版、スラムダンクの安西監督

お会いされたことがある方はご存知と思いますが、出口さまは「ゆっくり・はっきり・誰にでも分かる平易な言葉」で、お話しをされます。

ビジネス版、スラムダンクの安西監督。
「ふれあいフェア」当日の、私の感想です。

それまで、著者で本を選択することはなかったのですが「出口治明」
さんは、追いかけることにしました。

「人、本、旅」「数字、ファクト、ロジック」
言い尽くせないほど、書籍から、人生の糧をいただいております。

<ウィキペディア>
出口治明 ●岩瀬大輔

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