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“テレワーク”推進“の阻害要因は ”テレ(電話)ワーク” と勘違いしている電話依存症の人々の仕業

1.“電話依存症”人間の“あるある”話

一番手軽で簡単なコミュニケーションツール = 【 電話 】 と考えていて実践している“電話依存症”人間は多い。

電話での“やりとり”だけで、双方の認識に“齟齬”があることに気がつかない結果

「言った 言わない」で揉めることが多い。

メールやSNSで、ちゃんとエビデンスを残しておけば、トラブルは少ないはず。


< 電話“あるある”話(例1)>

「では、よろしくお願いします。」

「承知しました。ご依頼の件は、1.〇〇〇 2.●●● 3.▲▲▲ ですね。」

「違うよ、4.◆◆◆ 5.★★★ も依頼したよね。」

「はぁ?」

最初から依頼内容をメールで送れば、こんな電話のやりとりは不要なはずだ。


< 電話“あるある”話(例2)>

「はい!〇〇様、いつもお世話になっております。どんなご用件でしょうか?」

「困ったらすぐ電話してくれといったので電話しました。こんな不具合があるのですが、どうすればいいですか?」

「ありがとうございます。あいにく出張先なので対応できません。明後日、社に戻りますので、その後改めて電話します。」

「困ったとこあったら直ぐ電話してくれと言ったやん。今日この不具合が解消しないと困るんだけど。」

「申し訳ございません。」

「はぁ?」

『困ったことがあったら直ぐ電話してください』の営業パーソンは信用しないほうが賢明。


< 電話“あるある”話(例3)>

「はい。電話ありがとうございます。バタバタしておりまして連絡できずに申し訳ございません。」

「で?依頼した件はどうなったの?」

「その件に関しましては、改めて電話させて頂きます。」

「いつなの?あなたが電話した時に私が必ず電話出れるとは限らないでしょ?」

「申し訳ございません。後程電話させて頂きます。」

「はぁ?」

『バタバタしておりまして』を理由にして言い訳する営業パーソンは信用しないほうが賢明

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2. “テレワーク”と“リモートワーク”の違いは?


“テレワーク”は、「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語。

「telephone=電話」と「work = 働く」をあわせた造語ではない。

国や自治体は、「テレワーク」を統一用語としている。


“リモートワーク”は 「remote=遠隔】と「work = 働く」をあわせた造語。

主に民間の企業で使われていて、IT 関係やフリーランスで働く人は、「リモートワーク」を用いることが多い傾向にある。

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3.【メインカルチャー】 【サブカルチャー】 【カウンターカルチャー】


【メインカルチャー】とは?

社会の(主流をなす)構成員が健全な文化として受容するもの。

伝統的には大学で学問対象として研究され、新聞、雑誌などで論評の対象になるもの。

【サブカルチャー】とは?

社会の正統的、伝統的な文化に対し、その社会に属するある特定の集団だけがもつ独特の文化。

【カウンターカルチャー】とは?

既存の文化や体制を否定し、それに敵対する文化


企業文化の【メインカルチャー】 

= 会社に出社して全員顔を合わせて同じ職場で仕事する従来の方法

とすると

“リモートワーク”は【サブカルチャー】にしかならないので、“特定の集団”だけがもつ独特の文化でしかない。


企業文化の

【メインカルチャー】を“リモートワーク”にシフトした企業でしか、

真の意味での“リモートワーク”は継続して行われない可能性が高い。。


3.“電話依存症”人間の“脳内革命”は急務だ


【メインカルチャー】 = 電話でのコミュニケーション
と考えている人は、

メールやSNSでの文章でのやりとりは、【サブカルチャー】でしかない。

整理して文章にする能力が欠如しているので口頭で伝えることしかできないのだろう。

“俺は意識高い系のリモートワーカー”と勘違いして、ビデオ通話で、大声で話をしてる人は、

ツールを変えただけ( 【電話】 ⇒ 【ビデオ通話】 )の話で、何も“働き方改革”ができていないだけの迷惑な人。

あくまでは“電話”は【サブサブサブ・コミュニケーションツール】でしかない。

”電話依存症”の人の”脳内革命”が今一番重要だ。

ガラケー昭和感覚アナログ”オッサン”の”脳内革命”は簡単なことではないが、、、。



4.Withコロナの今、企業に必要なのは【メインカルチャー】シフト

【メインカルチャー】を“リモートワーク”に設定

【サブカルチャー】が、“会社に集合すること”になる。

そうすると、
各コミュニケーションツールの役割が明確になってくる。

“メール”の位置づけ

“SNS”の位置づけ

“電話”の位置づけ

“オンライン会議”の位置づけ

“集合した会議”の位置づけ

相手の状況がわからないのに、“いきなり電話”すれば“、相手の時間を邪魔することぐらい理解できるはず。


“電話”というものは、あらゆるコミュニケーションツールの最下位ポジション。


“電話”は、自分本位の“ワガママツール”でしかない。


双方のスケジュールを共有しておけば、“電話”での“やりとり”がなくてもビジネスは行える。

自分の意見・主張をメールで送って、受け取った側が、それに対する疑問点や懸念点をメールで返信する。

そのメールでの情報交換ができた上で、メールでスケジュール調整した日時で“オンライン会議”すれば効率的だ。


ニュアンスを伝えるのが難しい案件や、商品現物を見たり・触ったりしなければいけない場合に“集合して会議”すればいい。

クリエイティブ業務やブレストは、ホワイトボードなどで共有したほうが効率的なので“集合”。

5.最後に

“テレワーク”という言葉は勘違いしている人が多いので、“リモートワーク”に統一したほうがいいのかもしれない。

日本型アナログ昭和感覚企業にとっての【カウンターカルチャー】=“COVID-19”?

どう考えても“電話”での“同時双方向通信”は必要ない。

あくまでは“電話”は【サブサブサブ・コミュニケーションツール】でしかない。



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