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“巣篭り”生活で【ワークライフバランス】【ダイバーシティ】が理解できた

私は、会社勤務時代の半分(15年)は単身赴任生活で、家族と離れて暮らしていた。
離れて暮らすことが“普通”で“当たり前”なので、フリーランスの今も、大阪と福岡の2拠点生活をおくっている。
(コロナ禍【外出自粛期間】は、福岡の家で【Stay Room】をしている。)

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【ワークライフバランス】というフレーズを、【働き方改革】の流れで、よく耳にするようになった。
このフレーズの私なりの解釈は、次の通り。

『 生活と仕事の調和・調整させることで得られる【相乗効果】【好循環】のこと 』

生活の充実によって、仕事の効率・パフォーマンスが向上し、短時間で成果がだせて、プライベート面でも充実した時間をおくれるという好循環のこと。

福岡の家は、妻と二人の息子が住んでいて、長男は仕事で日中は居ないが、次男がフリーランスなので、日中は、妻&次男&私の3人が家に居る。

家族の中で一番面倒くさい私が、四六時中家にいるので、妻もストレスも溜まるだろう。

私は、次男をドライブに連れ出して、妻を一人にする時間を作ることにした。

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その後、リビングルームで

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これが、コロナ禍の【在宅勤務】での【ワークライフ ”アン” バランス】の例だ。
私が大阪”で【Stay Home】であれば、本来の【ワークライフバランス】で上手くいったのだろう。

ここでも【リモートワーク】への“早期移行の重要性”が理解できる。

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【ダイバーシティ】とは?

『異なるスキルや経験を持つ人材が、同じ目標に向かってそれぞれの能力を活かす』

ことが根幹だ。

ゆでガエル”状態組織の“井の中の蛙”軍団では、ムラ社会の秩序を守るために、外部の異文化を排除する傾向が強い。

働く目的、思考法・経験値が違う人が交わると、様々な面でギャップがあるので、ギクシャク感は生まれる。
従って、中身のない“なんちゃって”【ダイバーシティ】を行っている企業は多い。

サッカー選手の本田圭佑氏と中山雅史氏の対談を思い出した。
『チームを変革できるのは?【若者】【バカ者】【よそ者】だ。』

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(上図の解説)
① 本来のダイバーシティ。
② 価値観も思考法も違う人が双方を認め合えれば“大化け”する可能性はある。
③ 思考法は近くて、価値観が違っている場合は、混乱するだけ。やらないほうが“マシ”。
④ そもそもダイバーシティではない。“なんちゃって”【ダイバーシティ】。


ここでNetflix社のCulture Code (行動規範的なもの) に記載されている一つの項目を紹介する。

“Aレベルの頑張りでBクラスの結果を出す従業員と、Bレベルの頑張りでAクラスの結果を出す従業員がいたとしたら、我が社は迷いなく後者を優先し、前者を続けるとクビになる可能性もあります。”

厳しい表現だが、【どれだけ短い時間で楽をしたとしても、結果を出す人】と、【徹夜で頑張っても結果が出なかった人】の評価は“前者の勝ち”を意味している。

単純作業よりもユニークなアイディアや発想、そして新しいアプローチが求められる今の時代にマッチした評価方法だろう。

日本型経営企業(メンバーシップ型)の人事評価制度は、【リモートワーク】によって早急に大幅な変更が余儀なくされるだろう。

同じ職場で働かないのだから、従来の【コンピテンシー】が“云々”と言っていても意味がない。

この大幅な変革期にこそ、上図②にあたる【ダイバーシティ】が必要だ。


我が家の場合は、私が大阪にいて【リモートワーク】で“お金”という結果を、家族に渡せれば“評価”されるという、極めてわかりやすい評価制度だ。


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