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まず “そもそも” “しみじみ” SDGsへの取組

最近、TVニュースや新聞などでよく見聞きするようになった“SDGs”(持続可能な開発目標)

街では、スーツに17色円形のピンバッチを付けている人も目立つようになってきた。

そんなサラリーマンに

「SDGsって具体的に何ですか?」

「御社では、どんな取組を行っているんですか?」

と質問して、簡潔に分かりやすく説明できるだろうか?

何のことかよくわからない方が多いのでは?


社長が、

「会社の方針に、SDGsをビルトインして今後は進んでいきます。」

と言い出しても

「で?何を、どうするんですか?」

といった反応かもしれない。

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SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」とは?


「世界にある課題を、世界で解決するための目標」

といったところだ。

2017年に開催された「ダボス会議」で、

「SDGsに取り組むことで12兆を超える経済価値と、3億8,000万人に雇用が創出される」

という推計が発表された。

これがキッカケとなって、日本では“SDGs”へ取り組むことが経済的にプラスになるなら、企業も取り組むべきとなった。

SDGsを取り組んでいない企業は、

「社会的責任を果たす意欲がない」

と、マイナスイメージを与える可能性があり、企業の経営・ブランディングにも大きく影響する。

「SDGs日本モデル」宣言とは?

地方自治体が国や企業、団体、学校・研究機関、住民などと連携して、地方からSDGsを推進し、地域の課題解決と地方創成を目指していくという考え・決意を示すもの。

2020アクションプランの3つの柱は?

1. ビジネスとイノベーション ~SDGsと連動する「Society5.0」の推進~

2. SDGsを原動力とした地方創生、強靭かつ環境にやさしい魅力的なまちづくり

3. SDGsの担い手としての次世代・女性のエンパワーメント


「ん~ん? まだよくわからないが、<3.SDGsの担い手としての次世代・女性のエンパワーメント>ならば具体的にイメージできるかな?」

「つまり、女性の活躍推進や次世代の学費無償化を行うことで、次世代や女性がSDGsをリードしていく人材となっていく支援を行っていくってことだね。」

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国際レポートでわかった日本の取り組みが遅れている指標

Sustainable Development Report 2020によると

1. 相対的貧困

2. 女性国会議員の人数

3. 男女の賃金差

4. 家事・子育てなど無賃労働時間の男女差

が日本の取組が遅れている指標となる。

相対的貧困というのは、一見、発展途上国の問題のように思うが、日本こども支援協会によると、

●  日本人の子どもの7人に1人が貧困

●  ひとり親家庭の半数が貧困

だと示している。

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2019年12月にSDGs実施指針改訂版

日本として、未達成の課題への取り組みなどを踏まえて、8つの優先課題が定められた。

その中で、

● あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現

● 健康・長寿の達成

● 成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション

そして

● SDGs実施推進の体制と手段

これで更にイメージしやすくなってきた。

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女性の活躍推進のための開発戦略


以下の3つの基本原則で構成されている。

● 女性と女児の権利の尊重・脆弱な状況の改善

● 女性の能力発揮のための基盤の整備

● 政治、経済、公共分野への女性の参画とリーダーシップ向上

私がチャレンジしたい取組


“SDGs”という言葉だけが広がって、企業・団体の取り組みも、個人レベルの取り組みも具体的なアクションに落とし込めていない気がする。

私ごときが大きな取組ができる訳ではないが、

“そもそも” ⇒ SDGsってなぜ?必要なの?

“しみじみ” ⇒ 他人事から自分事化

に向けての個人レベルでの“意識変化”のお手伝いとして、

各領域でのSDGsへの取り組みに少しでも貢献できるように、

エンターテイメントの力を使ったSDGs取組への“キッカケ”作り
を行っていこうと準備している。

特に、ジェンダー問題の解決に取り組んでいきたい。


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