《最終回》神さまが語るアトランティスの歴史#10
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本の紹介
バシャールがおすすめする数少ない本に、シエン・デロハンの『意志の正しい使い方 (Right Use of Will)』があります。この本は「大いなる全て (all that is)」、つまり神さまから直接チャネリングして書かれた本だとバシャールはいいます。本の内容はバシャールや並木良和さんの教えと共鳴するところが多く、まさに「針の目」もしくは「大激動の時期」を抜けてアセンションに向かう私たちにとって、貴重な叡智やインスピレーションがたくさん詰まっています。現時点で日本語の翻訳は出版されていませんが、著者と版権のお話を済ませ、並木良和さんに帯を書いていただくことになっています。ご興味のある出版社の方、ご連絡お待ちしています。
神さまはこの本の中で、私たちはいま地球の歴史上「重要な岐路」に立っていることや、否定を手放すことで分離してしまった「スピリット」と「意志」を統合できることなどについて話しています。さらに、パンゲア、レムリア、アトランティスの歴史を神さま視点から明らかにしています。今まで神さまとの対話や、神さまからチャネリングした予言の書などは出版されてきましたが、有史以前の地球のお話を神さまから直接チャネリングした本はとても珍しいです。バシャールは、「本当の地球の歴史」は2023年9月現在で47%しか開示されておらず、オープンコンタクトが始まってからその全貌が徐々に明らにされていくといっています。本当の歴史をいま知りたい方は、ぜひこの本を読んでくださいね。今日はアトランティスの#10です。
今日のテキスト: 「アトランティス」 (#10)
アトランティスの権力者は、「意志はスピリットに抵抗し、反撃し、制限しにきている」と考えました。そのためアトランティスの権力者は、異論を唱えて反逆してくる意志を鎮圧する力を得るために、「偉大なるクリスタル」を復活させることに決めました。アトランティス人は「偉大なるクリスタル」に持ち堪えられないほど膨大なエネルギーを注入しましたが、このようなエネルギーは意志を破壊する意図に満ちていました。「偉大なるクリスタル」のエネルギーを受け取ることに対する意志の気持ちを無視したまま、スピリットは自分を活性化して拡大するために「偉大なるクリスタル」を無理やり復活させました。結果として、偉大なるクリスタルから放出された過剰なエネルギーはアトランティスに大きな被害をもたらして、地震を引き起こしました。そうして最終的にアトランティスは海に沈んだのです。
開かれた心で、母なるエネルギーとの調和を取り戻そうとするアトランティス人も多く存在していました。このような人々はアトランティスが沈む前に、アトランティスを去る決意をしました。調和を望むアトランティス人はボートで逃げる計画を立てて、秘密裏にそのようなボートを作り上げました。このようなアトランティス人の逃げる準備ができるころには、地震は危険な離岸流と高潮を引き起こしていました。それでも調和を望むアトランティス人は、私に導かれながら、暮らしやすい場所を新たに見つけることができました。
このようなアトランティス人の多くは、東アメリカや中央アメリカの文化の開祖になりました。
しかしながらほとんどのアトランティス人は、アトランティス大陸が沈もうとする時さえも、「アトランティスで起こっている問題は、自分たちの考え方や施策とは無関係だ」と思っていました。このようなアトランティス人は「自分たちの考えは正しくて、物事がうまくいかないのは意志のせいだ」と主張することで、 スピリットと意志の分離をさらに深めました。沈みゆく陸地からアトランティスの郊外に避難して、自分たちの生活を続けようとする者もいました。エジプトやペルシャなどの場所は、アトランティス人が移住したために文明が急速に発展を遂げました。
地球では「肉体的な死」がすでに始まっており、多くのアトランティス人が地震や陸地の沈没によって海に押し流されて亡くなりました。このようなアトランティス人には逃げる手段がありませんでした。監禁されて獄中で死ぬアトランティス人もたくさんいました。スピリットは「自分は意志に否定されるだろう」と恐れ、意志は「自分はスピリットに否定されるだろう」と恐れていましたが、どちらの恐れも現実になりました。アトランティスが海に沈む最後の日まで、アトランティス人はスピリットと意志の両方に対して、偏ったものの見方をし続けたのです。
スピリットに傾倒するアトランティス人もいれば、意志に傾倒するアトランティス人もいました。現実には、どちらか一方を否定しているときには、もう一方も否定していることになります。
当時のアトランティス人がスピリットと意志に対して持っていた偏見は、いまだに多く残っています。このような偏見が残っているために、今のあなた方の社会は本来の輝きを失っています。それでもなおアトランティスにご縁が深い人々は、アトランティスのやり方を引き続き試しながら、かつてのアトランティスの輝きを取り戻す夢を抱き続けてきました。「近代社会」のほとんどは、アトランティスの様相を呈しています。このような「近代社会」で差別された者はほとんどの場合、意志に傾倒したレムリアの方法を実践してきた人たちです。今に至るまで、「否定」が担う役割はまだほとんど無視されています。
みなさんは地球で本当に多くの経験をしてきました。多くの経験をする過程で、とても多くのことを頭ごなしに決めつけてきました。みなさんは「本当の気持ち」を手放さずに抑圧することで、そのような偏見を永続させてきたのです。とても数が多いので全ての偏見をここに列挙することはできませんが、アトランティスに存在した主な偏見のいくつかを紹介しましょう。「コントロールを失うことはとても危険である」「意志が何かを表現すると混乱が生じる」「意志は破壊的なので、自分を表現してはいけない」「本質的に意志はスピリットに反抗的なので、スピリットが意志をきちんと躾けて、制御して、抑圧しなければならない」「意志の直感によって得られた情報は信用できない」「物事を創造するときの意志の動きは、スピリットの理想と矛盾する」「肉体的な死の原因は意志にあり、スピリットができる唯一のことは、死んだ身体と意志を置き去りにすることだ」「意志と身体はスピリットに仕える存在であって、創造のプロセスに口出しをしてはならない」
今の地球にもアトランティスの意識とレムリアの意識が存在していますが、いまだにこのような過去の偏見を手放せずにいます。この本1冊では、過去の膨大な情報の全てを網羅することはできません。このようなお話を理解することで、みなさん一人ひとりがさらに詳しい歴史的な事実を思い出していくでしょう。みなさんの意志が浄化されていけば、意志がみなさんにそのような物語を直接教えてくれるようになるでしょう。
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訳者コメント
noteの無料公開の翻訳は、これでおしまい。ほんとうの地球の歴史を一緒に旅してくださったみなさま、ご一緒できて幸せです。このnoteの翻訳をきっかけに、わたし個人と繋がってくださったみなさま、見つけてくれてありがとう。心から感謝します。
数年前まで研究者をしていたこともあって、今生では膨大な量のテキストを読んできたけど、読みながらこんなに魂の深いところに響いてくるのはこれが初めて。読み進めるのが怖い日があったり、浄化の涙が止まらなくなったりするときもありましたが、今の地球の現状や自分の心をより深く理解できるようになりました。このテキストを翻訳しながら学んだことはたくさんあります。
まずは「ほんとうの気持ち」を否定せずに認めること。100%、みとめきること。泣いたっていい。無様でもいい。人にどう思われたって構わない。ハートがボロボロでもいい。自分で自分の気持ちを「なかったこと」にしないこと。「よく頑張ったね」って、全ての自分をゆるして愛していたわること。そうすると、否定され続けてきたわたしたちの「意志」は力を取り戻し、さらに素敵な現実を自由自在に創造してくれます。
もうひとつは、神さま (宇宙の源、'All that is' )の愛は、途方もなく大きくて限りがないということ。この地球では、あらゆるものに極があって両端は出会うことになっているから、いかなる対立も紛争も、すべては二極を統合する愛の学びになっています。すべては愛。「スピリット」と「意志」の不和も。「レムリア」と「アトランティス」の対立も。だから、美しいパンゲアが崩壊しても、レムリアとアトランティスが海に沈んでも、これから地球が何を経験しても、構わないんです。結局、すべては愛だから。何ひとつ無駄なく美しい学びになっている。逆にいえば、すべては愛でできてるのだから、わたしたちが望みさえすれば、いつだって目を醒まして対立も紛争も存在しえない愛の次元にいけるということ。そのためにはまず「ほんとうの気持ち」を認めきること。否定を手放すこと。「私なんてどうせ愛されないんだ」って呟く人の60兆個の細胞も、その気持ちも、心も、すべてはぜんぶ愛されているの。だからだいじょぶ。
アトランティスの章をもう少しブラッシュアップしたら、出版社に持っていきます。noteの翻訳、楽しかったな。宇宙の湯船の中にたゆたうわたし。赤ちゃんみたい。地球も月も。妖精も、炎のドラゴンも、魔術師も。みんな神さまの手の中で踊る。ほんとうの地球の歴史はぜんぶ愛だった。幸いなこと。幸いなこと。
セドナ&ハワイの旅のまとめ👽🛸❤️🔥
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