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神さまが語るレムリアの歴史 (まとめ)

©️John Bossian

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本の紹介


バシャールがおすすめする数少ない本に、シエン・デロハンの『意志の正しい使い方 (Right Use of Will)』があります。この本は「大いなる全て (all that is)」、つまり神さまから直接チャネリングして書かれた本だとバシャールはいいます。本の内容はバシャールや並木良和さんの教えと共鳴するところが多く、まさに「針の目」もしくは「大激動の時期」を抜けてアセンションに向かう私たちにとって、貴重な叡智やインスピレーションがたくさん詰まっています。現時点で日本語の翻訳は出版されていませんが、著者と版権のお話を済ませ、並木良和さんに帯を書いていただくことになっています。ご興味のある出版社の方、ご連絡お待ちしています。

神さまはこの本の中で、私たちはいま地球の歴史上、重要な岐路に立っていることや、否定を手放すことで分離してしまったスピリット ('Spirit')と意志('Will')を統合できることなどについて話しています。さらに、パンゲア (パン)、レムリア、アトランティス時代の歴史を神さま視点から明らかにしています。今まで神さまとの対話や、神さまからチャネリングした予言の書などは出版されてきましたが、有史以前の地球のお話を神さまから直接チャネリングした本はとても珍しいです。バシャールは、「本当の地球の歴史」は2023年9月現在で47%しか開示されておらず、オープンコンタクトが始まってからその全貌が徐々に明らにされていくといっています。一足早く「本当の地球の歴史」を知りたい方は、ぜひパンゲアの歴史の章を読んでみてください。


「レムリア」


神さまは、アセンションにむけて「スピリット」と「意志」のバランスをとる必要があると言います。この二つの言葉はとても大切なので先に説明しておきます。

「スピリット」 (Spirit)
肉体や物質に対する、魂を意味します。これは、理性理念の主体にもなります。
例) 「働かざる者、食うべからず」という理念。

「意志」(Will) 
理性や理念に対する感覚感情のはたらきを意味し、女性性を表します。
例) 「そうはいってもしんどいよー(涙)」という感情。

レムリアの前のパンゲアの時代には、自由意志が著しく損なわれて地球のバランスが崩れてしまいました。その経験を通してレムリア人は、スピリットを否定して意志に傾倒しながら高度な文明を築いていきます。

[#1]

パンの時代にスピリットと意志が別れて関係を断ってから、地球は分離の経験をしました。パンに続くレムリアとアトランティスは、それぞれが意志とスピリットに二極化し、どちらの文明も自分たちの方が優れていることを示そうとしました。

意志はパンで起こった問題を自分のせいにされたのでとても傷つき「もうスピリットを頼りにできないので、一人でなんとかやっていくしかない」と思いました。

意志がスピリットから離れて一人でやっていくなんてそもそも無理な話なのですが、試しにやってみるのも意志にとっては必要な経験でした。レムリアの意志にはスピリットに対するジャッジがあったので、スピリットから愛の光を受け取ることも、スピリットともう一度繋がることもできませんでした。そのために意志はパンで感じた痛みをずっと手放せずにいました。

レムリア人は自分たちの土地を「母なる大地」と呼びました。地球が故郷の星であるスピリットの多くは、レムリアにいました。 [*1] レムリアという名前はキツネザル[lemur]を想起させますが、レムリア人はキツネザルではありません。彼らは褐色の小柄で、細身でしなやかでしたが、尻尾はありませんでしたし、体は毛で覆われていませんでした。レムリアの意志はまだ強い痛みを手放せずにいましたが、すでにスピリットから分離していたので、スピリットに口うるさく言われたり絶えずジャッジされたりせずにすみました。レムリア人はスピリットからの解放感を味わいながら、高度に意志を発展させることができました。ありのままの自分を認めてこの解放感を楽しむ一方で、心の奥底では、私の光に認められないかもしれないと不安になって罰を恐れていました。

[*1] : そもそも地球は、地球を故郷とするスピリットの楽園となるように創られました。しかし、パンのスピリットには否定があったので、結果として地球を侵略するスピリットを引き寄せることになりました。地球を侵略するスピリットの故郷は地球ではない別の星でしたが、もうその星には戻れなくなってしまったという背景があります。(参照: 「パン」の章#2 )

最盛期のレムリア文明は素晴らしいものでした。レムリア人は虫も爬虫類はちゅうるいもいない亜熱帯の地域に住んでいました。いたるところで花や果実が収穫できて、生活に必要なものはすべて簡単に手に入りました。レムリア人はお互いのお世話をして、みんながすまいにちゃんと居場所があることを気にかけ合っていました。レムリアの家はスペインのアシエンダに似ていて、真ん中に素敵な庭があり、亜熱帯の雨にも耐えられるように漆喰しっくいで白く塗っていました。芸術としては陶芸やフレスコ画が発展していました。レムリア人はみんなで作ったたくさんの種類の食べ物を陶器に盛り合わせて、周りにいる仲間にわけあいました。また、かごを編んだり、寝る時のために柔らかいマットを作ったりしました。服を着ていなくても平気でしたが、楽しみやお洒落のために着たい服は何着も持っていました。もう一度子どものように遊びを楽しみ始めたレムリア人は、毎日、何時間も音楽を作っては踊りました。

[#2]

レムリア人はパンの苦境から回復できたことを喜びながら、願いはなんだって叶うような気でいました。意志を使ってテレポートできましたが、体を動かすことも存分に楽しみ、飛んだり跳ねたり空高く舞い上がったりしました。レムリア人は生まれついての軽わざ師だったので、森にいるどの猿よりも機敏に体を動かしてよく移動したものです。レムリアには、パンの時代に私が人間の姿を与えた別の存在もいましたが、多くは猿の姿になったまま抜け出せなくなっていました。[*2 ] 猿の姿で生きることを受け入れた彼らは、猿の生き方を学んだのちに、もとの意識を完全に取り戻しました。

[*2] : 初期のパンでは、地球にいるスピリットはみんな軽やかにシェイプシフトできていました。しかし地球の波動が下がるにつれて、変身した姿から抜け出せなくなるスピリットが増えてきました。(参照: パンの章#13 #15)

レムリア人は意志を使って特定の音波をつくり、その音波で様々なことができるようになりました。例えば、石を移動したり、彫刻したり、必要なときにはヒーリングもしました。レムリアには天国にいる「母なる存在」に対する信仰があり、「母なる存在」が「父なる存在」と一緒に自分たちの家を作ってくれたのだと信じていました。「父なる存在」がいることや、意志を愛でる私の光のおかげで多くのことができることは理解していましたが、レムリア人が最も身近に感じたのは「聖なる母の存在」で、心のこもった母の抱擁をしきりに望みました。レムリア人は全員がスピリチュアルな知識を学びました。意志についての知識の大半は忘れ去られていたので、まずはそれを思い出して、みんなに広めました。レムリア人のハートは開いていて、とりわけ意志のエネルギーに対してオープンだったので、彼らはレムリアの天気のようにとても暖かくて優しい性格をしていました。その一方で、「もう何も失いたくない」という思いもあったので、独占欲が強いという一面も持ち合わせていました。レムリア人は他者と密接な関係を築きながら、意志を中心とする自分たちのあり方や生き方、レムリア文明の発展に誇りを持っていました。

レムリア人は忘れ去られた知識のほとんどを思い出しましたが、全てを思い出せた訳ではありませんでした。それでもレムリア人は非常に気高くて、とても喜びに満ちていて優しく、スピリット以外のことは完全に受け入れていました。スピリットについては、パンの時代に自分たちのことをジャッジした上に、罠にはめて置き去りにした存在として捉えていました。レムリア人はスピリットの助けを借りずに自力でパンの苦境から抜け出したと考えていたので、わざわざスピリットを呼び戻して、自分たちが復活して得た成果を一緒に分かち合う気にはなりませんでした。

レムリア人は、私の光に助けられたということや、私の光のおかげでレムリア文明がどんどん発展したということを認めていました。しかし、スピリットの存在を否定した状態では、それ以上成長して発展することができなかったので、レムリアの可能性は枯渇し始めました。当時のレムリア人がスピリットを受け入れられていたなら、意志とスピリットのバランスを少しでも取り戻すことができたのですが、あまりうまくいきませんでした。意志とスピリットは自分の考えに固執したので、さらにお互いをジャッジする結果となりました。

[#3]

レムリア人は自分たちの意志を批判しているように感じるものは全て拒みました。意志が主体的に何かをすることはありませんでしたが、自分の可能性や美しさは感じていました。レムリア人にはスピリットとどうやっていくのか考える時間はたくさんありましたが、結局はスピリットの存在をあまり受け入れませんでした。たいていのレムリア人は「スピリットを疑って何が悪いんだ」と思っていました。

レムリアの最盛期に、何人かの先生がレムリアにきてスピリットについて教えました。先生はレムリアを助けるために私の使いとしてきたのだと主張しましたが、たいていのレムリア人は不信感を抱いて先生の教えを信じませんでした。多くの先生は「私はレムリア人にスピリットと調和する方法を教えるためにやってきた」と思っていましが、レムリア人は「先生は自分たちを恐怖で支配しようとしている」と感じました。先生にはレムリアに対する内に秘めたジャッジがあるようにも感じられました。そのためレムリア人は先生を受け入れずに警戒しました。レムリア人は先生から密かに批判されて「あなたは間違っている」と言われているような気がしました。

「レムリア人は物分かりが悪く、意地っ張りで、学ぶ姿勢がなっていない」とジャッジする先生は何人かいました。「レムリア人が私を怒らせるのはよくない」とジャッジする先生もいました。その一方で、自分の教えがレムリア人に拒まれたときに「私はいい先生じゃない」とジャッジする先生もいました。

「レムリア人を動揺させているので、彼らのやり方に委ねるべきだ」とジャッジする先生もいましたが、同時に「レムリア人はそのうち自分たちのやり方の愚かさに気づくだろう」という怒りを隠していました。先生は自分たちとレムリア人に対してたくさんジャッジしましたし、レムリア人も先生だけでなく自分たちについてもジャッジしました。先生とレムリア人のジャッジのほとんどは、以前のジャッジの繰り返しでした。丁度、レムリア人のスピリットが意志に対して「もっとうまくやれ」とか「別のやり方でやれ」と批判したように、先生はレムリア人をジャッジして批判しました。それに反応して、意志が自分のことやスピリットを責めたように、レムリア人は自分たちと先生をジャッジして責めたのです。

レムリア人もレムリアを助けにきた先生も、意志とスピリットのバランスを取り戻すどころか、さらに分離する空気を作り出しました。どれだけ努力をしても溝を埋めることはできませんでした。そうしている内に、恐竜がレムリアに現れ始めました。恐竜はあらゆるものを破壊しながらレムリア人の住まいに続く道を食べ尽くしました。最初に恐竜がレムリアに現れたとき、ほとんどのレムリア人は「先生が恐竜をおびき寄せた」と思いました。しかし先生たちは自分たちが原因だとは思わず、「レムリア人のせいだ」と思いました。

[#4]

恐竜がレムリアに現れたとき、多くのレムリア人は私が罰として恐竜を送り込んだのではないかと恐れました。レムリア人への罰を望んでいるという点で、先生にも責任の一端があると思うレムリア人はたくさんいました。恐竜への生贄いけにえとして何人かの先生を木に縛るレムリア人もいました。先生が恐竜に引き裂かれて肉体的な死を遂げたとき、先生自身の魂が地球に閉じ込められていることに気がつきました。実際は、以前から閉じ込められていたことに気づいていなかっただけなのですが、先生はレムリア人を非難して意志に対して多くジャッジしました。その時、レムリア人もスピリットと私の光に対して多くジャッジしました。

混乱した状況はさらなる誤解を生み、きちんとした理解が得られないまま大変な恐れが生じました。レムリアの問題は、「意志のエネルギーだけが信頼できる」と思う点にありました。レムリア人はスピリットの存在を許さなかったのです。そうして一部のレムリア人は、自分たちの苦境を私のせいにして、遂に私を追放しました。

レムリア人は、スピリットの助けを得られないままの状態で、ますます怯えるようになりました。

レムリア人は、恐竜のように巨大な生き物と戦う武器を持っていませんでした。

恐竜はレムリアの美しい草木を破壊しました。多くのレムリア人は、恐竜からできるだけ離れた地下に潜って避難しました。レムリア人が地下に引っ越して恐竜が地上の全てを破壊する頃には、レムリアの意志はまたしてもひどく傷ついていました。恐竜からの圧力と脅威を感じ続けた多くのレムリア人は、精神能力が著しく低下しました。絶え間なく命を脅かされて生き延びているうちに、レムリア人は「人間の卑劣な本性」と表現されるものを現し始めて野蛮になり、原始人または穴居人のようになりました。

しかし、あまり変化せずに生き残ったレムリア人もいました。このようなレムリア人は、それなりにスピリットを受け入れて信頼していたので、レムリアから逃れる方法をスピリットから教えてもらいました。私は彼らに、荒れ狂う海の中でも耐えられる葦船あしぶねの設計図を与えました。一部のレムリア人は葦船あしぶねをつくって、レムリアを離れて他に住む場所を探しに行くことができました。

西アメリカや中央、南アメリカにかけてのネイティブ・インディアンや、多くのポリネシア人、そしてハワイ人の中には、葦船あしぶねを作って逃れたレムリア人の子孫がいます。これらの民族はみんなレムリア脱出についての言い伝えを持っていて、その言い伝えはレムリア人の経験を正確に伝えています。言い伝えの中に合致しない話があるなら、少数のグループは他のレムリア人とは少し違う経験をしたのです。少し違う経験をしたレムリア人も、最終的にはレムリアから逃げ切りました。そうしてレムリアは、ほとんどの恐竜たちと一緒に、海の底に沈みました。

長い時間が経ちましたが、レムリアの経験はまだ浄化できていません。パンゲアとレムリアについて、理解するべきことはたくさんあります。アトランティスのスピリット側に同調した人たちの多くは、レムリアが沈んでいくにつれて、意志に対してたくさんジャッジしました。もしあなたがレムリアやアトランティスを経験したなら、その経験を癒す準備ができた時に意識できるようになるでしょう。しかし、歴史について理解しても部分的にしか癒しは起こりません。スピリットの意識の中に感情を呼び起こして、過去の経験に繋がってみてください。そうすれば感情を手放すことができます。感情をずっと続く状態だと決めつけないで、まずは認めてみてください。感情が解放できたら、今度は、ジャッジも手放せるようになるのです。

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