見出し画像

弟の結婚式を終えて親の偉大さを感じたって話しです。


こんばんは。

豊明市のティーズヘアーで

チーフをしてます大地といいます。

日々感じたことや経験したことを

こちらに書いています。

noteを通じて僕がいつもどんな風に

考えているか知ってもらえたり

いやいやそれは違うよ

など意見交換や共有ができたらいいなと

思いながらnoteをやっています。

なので皆さま気軽にスキや

コメントをお願いします。


ということで

今日はタイトルを見て

お分かりだと思いますが

一昨日の11月7日の日曜日が

弟の結婚式だったんですね。


それで、

弟の結婚式を終えて

「あーすごい感動したなぁ」とか

「あー家族っていいものだよなぁ」とか

何かそういった暖かいものを感じました。

それと同時に

タイトルにも書いてある通り

親の偉大さというか

親のありがたみを感じました。


なので今日は

どのように親の偉大さを感じたのか

そういった部分について

綴っていきたいなと思います。


まず、

僕の家庭は

どういった家族構成かと言うと

両親がいて

長男の僕が居て

2つ下に次男が居る

という家族構成です。

4人家族です。









これは弟が2歳の誕生日の時の写真です。


写真から見受けられる様に、

会社員で真面目だけどいつも調子の良い父親と

真面目で少し人見知りな自分と

わんぱくで無邪気な弟と

子供に対して面倒見が良すぎる愛情たっぷりの

過保護な母親。

そんな家庭に育ちました。


昔は家族で出かけたり

旅行に行ったりしていましたが、

僕と弟は小学生の頃から

野球をしていたので

僕らの野球が忙しくなって

家族4人で出かける事も

次第に無くなりました。


僕たち兄弟も

幼き頃は公園で

キャッチボールをしたり

一緒に野球ゲームをしていた僕らですが

中学生ぐらいの頃から

年頃になると

一緒に遊ぶことも無くなり

喧嘩もしなくなり

たわいもない会話をする事もなくなりました。


それと同時に親に対しても

年頃になると

兄弟共に口数は少なくなり

親とも

コミュニケーションは

とらなくなってしまったと思います。


そして僕が中3の時に

父親は単身赴任で愛知から広島へ

受験生の僕は

夜遅くまで友達と遊びに行き

母から電話がくれば電源を切って無視。

気に入らないことがあれば

家の壁に穴をあけます。

そんな兄を見て呆れる弟。

なんとなーくそんな構図だったと

思います。


そんな家庭だったんですが

思い返すとですね、

弟が小2で僕が小4の時に

"野球がやりたい!"

と言えば親は野球チームに入れてくれて

道具を全部揃えてくれて。


弟が小学生の時に

"美容院で髪を切りたい"といえば

月一で髪を切りに行かせてくれて。


弟が小学生の時に

"一眼レフカメラが欲しい"と言えば

すぐ買ってくれて。


僕が受験で公立高校を落ちて

家からすぐ近くの私立高校に行けば良かったのに

"名古屋の私立高校でブレザーを着て
  電車通学したい!"

というわがままを聞いてくれて。


僕が突然高校生の時に

美容師になる!と言った時は

安定を求めていた両親は反対しながらも

なんだかんだ最後には許してくれて。


弟も"野球が強い高校で野球がやりたい"

名古屋の私立高校に進学して

兄弟2人とも私立に通わせてくれて。


弟が高校卒業して公務員を目指し

専門学校へ入学したけど

"なんか違う"って言って

入学1ヶ月で学校を辞めて

一般企業に勤めることを許してくれて。


僕も勤めていた美容室を辞めて

"別の美容室に行きたい"と言った時も

別の美容室に勤めることを賛成してくれて。


弟も"転職したい"と言えば転職させてくれて。



そんなわがままな息子達で

なんだかんだ言いながらも

親はいつも

息子の勤めてる美容室で髪を切り、

弟の勤めてる車屋さんで車を買っていました。



今述べたように、

自分たちの思ったことややりたいことを

やりたいようにやらせてくれる親でした。



ですが、

自分が高校受験に失敗したり

仕事がうまくいかなかったりとか

人生に悩んだことがあると

親が自由にさせてくれたが故に

"親がなにも教えてくれなかった"

"親は何も考えてない"

と親に感謝の気持ちが持てずに

全て親のせいにしていた時もありました。


兄弟共に大した学歴も無く

高卒で働き

途中で職場を変えて

"おいおい俺たち大丈夫か?"

なんて思った事もありました。


ですが、

一昨日の息子の結婚式で

弟の会社の社長の方

スピーチの時にこの様に言ってました。

"21歳で初めて拓也君(弟)に会った時に
  
  こんなしっかりしている若者に

 初めて出会ったと思いました。"

この様なスピーチを聞いて僕は

"自分の弟は立派だな"

と感じました。


たしかに僕の弟は、

実家に一緒に居た時から

会社に行く時は毎朝

革靴の靴磨きをしてから出勤するんですね。

そんな強い信念をたくさん持つ弟です。


新婦のお母様からは、

"拓也君に初めて会った時に
   
 一目で見てホッとした。

 拓也君が娘の結婚相手で安心した。"

こう言ったビデオメッセージが

結婚式当日流れました。


自由で何も干渉せず、

好きなことをなんでもやらせてくれた両親が

なぜこの様な真面目で芯のある

息子に育ったのかと考えさせられます。


弟の今までを振り返ると、

野球しかやってこなくて

高校の強豪校ではレギュラーではなく

記録係をやり、

高校卒業してから専門学校へ行き

1ヶ月で辞めて、

車を売るディーラーに勤め、

数年で辞めて

違う会社へ転職をする。

という人生を歩んできて

兄としては

「兄弟共にこんなちゃらんぽらんでえーか?」

と思う時もありましたが、

結婚式で上司のスピーチを聞けば

上司から可愛がられ

頼りにされて、

素敵な奥さんを見つけ

素敵な友達に囲まれて

今に至るわけなんですが。


そこで思ったのは、

"本人のやりたい事やらせて
             失敗したらそれも勉強"

そう言った親の教育方針というか

愛情というか

そんなものを感じました。


で、

その親の偉大さというか器の大きさ

感じたわけです。


だってどれだけのお金を息子たちに

費やしてきたか。

そして気づけば大学にも行かず

働いては辞めて…。

そんな風では怒れちゃいますよね。

それでも

"そんなこともあるよね"

"勉強だよね"

"しょうがないよね"

"なんとかなるよね"

そう思って好きなことを

やらせてくれたのは凄いなと思って。


僕にしても弟にしても

今があるのは良くも悪くも

今まで過ごしてきた人生の

積み重ねだと思うんですが、

弟もだし、

僕も今楽しく仕事を

させてもらってる事を思えば、

今までやってきてことは間違ってなくて

好きにやらせてもらった親に対しては

ありがたいなと今となっては思えます。

名古屋の私立高校に行かせてもらった事も

高卒で美容室に働かせてもらった事も。



そんなこんなで、

結婚式の結びで

最後に父親が挨拶をします。



息子(弟)も野球一筋の人生で

実咲さん(新婦)も

お兄さん2人が野球をやられ

それを見て育ってきた。

2人とも似たような環境で育ってきました。

いつか自分達が子供を持った時

"子供のやりたい事を全力で応援してあげる"

そんな夫婦になって欲しいなと思います。


この様な結びの言葉でした。


両親ともに、

「好きなことやらせてあげてるんだから
   たまには言うこと聞け」

なんて言葉は一度も言われたことは

ありません。

昔は、

"親はなんも考えてないのか?"

なんて思ってた事もあったので

そんな中でのこの結婚式の結びの言葉は

とても印象深く残りました。


僕たち家族はですね、

先程も述べた様に

特に息子2人は普段からあまり

会話をする方ではなく

学生から社会人なりたての頃は特にですが

業務連絡ぐらいで、

今日1日の出来事なんかも話す事もなく

あまりコミュニケーションをとらない

家族です。



父親からも、

「最近仕事はどうだ?」

と聞かれると

「あぁ、ぼちぼち」

そんなやりとりが多かったです。

ですが段々歳を重ねるに連れて、

口数は少ないながらも

弟が兄のところに髪を切りに来て、

車検が安くできるからと兄は弟に車検を頼み、

弟が彼女ができれば親に合わせ、

母親が結婚式前に乳がんと宣告されれば

父親は単身赴任先の長崎から

帰ってきて、

自分は手術の説明に同席し、

退院すれば

弟夫婦は快気祝いをして、

今でも口数は多い方ではないと思いますが

心では通じ合ってる。

今ではそんな事を感じています。



弟も結びの言葉で言っていました。

"親に一度も恩返しをできていなかったですが

今日こうして恩返しができたかなと思います"

弟も無口ながらに

親に迷惑をかけ

恩返しができていなかったと

思っていたんですよね。


自分も家族に対して

口数の多い方ではありませんが

結婚式を通じて

家族の暖かさを感じられ

そして

親の偉大さを感じた

弟の結婚式でした。



閲覧ありがとうございました。



よかったらスキやコメント

よろしくお願い致します。


過去のnoteの記事も

読んでみてください。

こちらから↓


インスタグラムもやっています。

良ければフォローお願いします↓






この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?