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私にとってのプログラミングスクールとは何だったのか

私が利用したオンラインのプログラミングスクール(以下「A」)についてまとめておきます。

【重要】本記事では、「私にとって」「Aでは」の双方が前提となっています。他の受講者や他のスクール、スクールの各担当者によって内容や捉え方が充分に変わり得る事をご理解の上、参考にしてください。

結論として、スクールを利用して良かったです。次に、他の方におすすめかと言われれば、おすすめではあるのですが、今の私なら、独学+営業やマネジメントスキルを持つ方に転職活動全般のフォロー(「壁打ち」でも効果あり)をしてもらった方が、コストが掛からず、しかもより効果が高いと感じています。

※これは、プログラミングスキルをより高くする事に時間を割くより、なるべく速やかに転職して実務で早く大きくスキルを上げるべき=実務経験のないスキルレベルはどんなに積み上げたところでたかが知れている(らしい)という考えに基づいています。

スクールのメリットは以下の通りです。

①学習目的の明確化(挫折防止)・・・「なぜエンジニアを目指すのか」を最初に問われました。これ、滅茶苦茶有用で、目的を明確にしておかないときっと挫折します。目的を明確にしないで独学すれば絶対挫折します。(個人の見解です。)ただ、これをするのにスクールでないといけない理由はないです。

②学習言語/カリキュラムの設定・・・右も左も分からない人にとって、プログラミングを仕事にする場合の大まかな分類と、それに合わせた言語選択、日程を加えた学習計画はありがたいものです。ただ、その学習計画を終えることで転職成功につながるレベルになるのかは【全くの別問題】です。

③デッドライン設定による定期的な学習(※デッドライン:期日)・・・私が勝手に「報告アウトプット」(↔「コードアウトプット」)と分類しているものです。毎日の学習報告や週次のレッスンが存在する事により、「やらなくては」という気持ちにさせます。Twitterで「今日の積み上げ」と称して多くの方がつぶやいているのと同じ効果ですね。

④プログラミング(デバッグ等)やエンジニアとしてのキャリアの考え方を学べる・・・プログラミングの進め方(まずシンプルに作る。以上。)や、エラー対応(エラーメッセージを読んでググる。原因特定の為、デバッグツールを使用したり、コード削除やコメントアウトでシンプルにエラー箇所を絞り込む。以上。)を、実際の作業を通して学べた経験は自信になりました。これはメンターで対応可能です。

一方、キャリア(業界動向の情報等)については、インストラクターの方による部分が大きいのだと思います。私の場合、(転職にはほぼ役立たないが)エンジニアとして長く生きていく上で、実に多くのアドバイスをいただきました。何よりその方とは「エンジニア仲間」としてレッスン終了後もつながりを持たせていただいているので、今後も要所要所で連絡をとりたいと考えています。

⑤エージェント機能・・・私の場合は、年齢と地方を理由に会社案内を放棄され「東京へ行くorフリーランスになる」を薦められました。(当初の説明と違うなー)と思いつつ、このエージェントは私の役に立たない事が明白なので、別の方法をとりました。職務経歴書添削や面接対応などは、別途良いエージェント担当に出会えると代替可能です。

「営業やマネジメントスキルを持つ方」を以下Dとして、これらのスクール機能は以下のように代替可能です。あ、そもそも「自分で調べる」「自分で考える」「自分で決める」行動力は必要なので、全て「プラス自分」が加わります。

①学習目的の明確化(挫折防止)→D+自分

②学習言語/カリキュラムの設定→D+自分

③デッドライン設定による定期的な学習→Dまたはメンター+自分

④プログラミングやエンジニアとしてのキャリアの考え方を学べる→メンター+自分 「この方に教えてほしい」と思ったら連絡してみたり、勉強会などで知り合いを増やす事もおすすめです。

⑤エージェント機能→D+エージェント+自分

中には①〜⑤全て網羅しているメンターの方もいらっしゃると思います。良い方に巡り合うのは簡単ではありませんが、相性も含めてスクールだから「良い≒自分に適している」方に出会える訳ではないです。

どうか皆様の転職活動が成功しますように。

最後に。(※ここまでお読みいただきありがとうございました。ここまでの情報が役に立った方で、もしよろしければポチッといただければ嬉しいです。)

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