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大切なことはすべて訪問販売が教えてくれた

入社初日「とりあえず家を回って来い!」

代表の平良です。今回は、私のキャリアのスタートを紹介します。
新卒で入社した前職時代の話です。

前職入社時、メインの商材は住宅用の太陽光と蓄電池でした。
営業手法は「訪問販売」。自宅に飛び込み、提案のアポイントメントを取り、商談するスタイルです。

正直、教育環境は整っていませんでした。ほぼ私と同世代の社員しかおらず、訪問販売のノウハウも乏しかったのです。

入社初日、提案用の資料とバインダーのみを渡され、「とりあえず家を回って来い」と言われました。

全く売れない時代

今振り返ると、商品知識も浅く、営業スキルもない私が売れるはずがありませんでした。

ドアの横のピンポンを押して
(家主)「はい、なんでしょう」
(私)「〇〇会社の平良です。本日は太陽光発電導入の説明に参りました」
(家主)「あー、うちは大丈夫です」

来る日も来る日も断られ、1日に100件ほどのお宅を回っても、まともに話を聞いてくれる人はほとんどいませんでした。何百件回ってもこの繰り返し。

非常に悔しく、苦しい日々でした。入社して半月が経ち、まともな提案のアポイントメントすら取れない状況でした。

え、訪問販売って本当にちゃんとした営業手法なの?
そもそも太陽光と蓄電池って良いものなの?と、売れない理由を外部に考えるようになっていました。

ただ、それでも売れるわけもなく、あるとき売るためには学ぶしかないと気づきました。
毎日、営業スキルを磨くため勉強し、ロールプレイをし、断られた原因を探し、自分なりにトークを練りました。
それでも売れませんでした。

成果の出るやり方に素直になる

これまで、セールストークは自分で考えていました。
しかし、1000件以上回ってもまともな提案ができなかったのです。
そこで、会社にあった成功している訪問販売会社のロールプレイ動画を見ました。

やり方、トークが全く違っていました。そのやり方で本当に売れるの?このトークで本当に話を聞いてくれるの?そう思いましたが、自分のやり方を貫いても成果が出ていなかったので、その動画を完全にコピーしてみることにしました。完コピとは、一言一句だけでなく、佇まい、声のトーン、間、話すスピードなど、全てを真似ました。

するとすぐに成果が出ました。
今まで100件回って1件もアポイントが取れなかったのが、20件に1件ほどの確率でアポイント頂けるようになりました。そしてほとんどの人が門前払いではなくなりました。
劇的な変化でした。そこでアポイントを取りまくり、迎えた入社1ヶ月目の最終日、お客様から太陽光発電と蓄電池のセット契約を頂きました。私の初受注です。300万円以上の大型契約でした。

訪問販売の奥深さを体感

この変化がきっかけで、毎月平均700万円以上の契約を頂けるようになりました。訪問販売は押し売りという印象があるかもしれませんが、私は全く異なるアプローチをとりました。

お客様の経済的メリットを最優先に考え、ご契約いただいたお客様には最大限の価値を提供する提案をしました。
ご契約いただいたお客様を徹底的に得させる。この信条でやり続けました。
数字がみるみる伸びていきました。
また、提案内容以外にも毎日の数字を徹底的に管理し、戦略を練りました。訪問数、アポ数、成約数。そこから割り出される確率計算により、目標数字の達成を目指す。
ビジネスの基本を訪問販売から学びました。

一回のセールスで一生の協力者を創る

「一回のセールスで一生の協力者を創る」とは、私が学んでいるアチーブメントの青木社長の言葉です。私はこれを訪問販売で実感しました。

入社して3ヶ月の時、お会いしたお客様が蓄電池を購入し、その後何人もの人を紹介者してもらいました。
紹介された方の紹介でさらに紹介者が増え、結果3億円以上の売上につながりました。今でもその方とはビジネスパートナーとして関わっています。
訪問販売をきっかけに出会ったお客様が、文字通り一生の協力者となってくれました。

私のビジネスにおける基礎基本、大切なことはすべて訪問販売が教えてくれた

私はキャリアの最初をこの訪問販売からスタートできたことを心から良かったと思っています。忍耐力、営業力、人間力など、多くのことを学びました。
訪問販売の経験があるおかげで、恐れずに最高の提案ができる自信があります。
初めて会う人にも堂々とクロージングができるようになりました。
これからも、訪問販売から学んだことを礎にビジネスを展開していきます!

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