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【壮絶体験】資金繰り奮闘記②~絶望の給料日~

皆さんこんにちは!平良です。
今回は前回に引き続き、私が前職時代に体験した凄まじい資金繰りの状況についてお伝えします。

前回の記事を読んでいない方はこちらから

資金繰りの日々 1日たりともお金のことが頭から離れることはなかった

そんなこんなで私は2018年7月から会社の資金繰りに携わることになるのですが、それはそれはしんどいものでして。
当時会社では毎月まとまった支払いが3回ありました。

10日 社員の給料 約500万円 
※絶対絶対1日もずらせない。ここをずらすのは死に等しい

20日 各種材料屋さんへの支払い 200~300万円(月の仕入れ量により変動) 
※こちらも遅らせると、材料屋さんからの仕入れができないため、工事ができなくなる これも絶対遅らせられない

月末 銀行返済 外注先への支払い 約500万円 
※銀行は遅らせると借り入れができなくなり、より会社が苦しくなる。外注先への支払いが遅れると、工事を請けてくれなくなる。ここも外せない

この支払日が過ぎると、常に口座残高は数万円~数十万円しか残らない会社の資金繰り状況だったので、毎月3回死にそうになりながら資金繰りを指定ました。
前回の記事でUPしたように、無理な営業による資金繰り。また工事が完了したお客様への即入金の依頼。
どうしてもお金が足りない場合は月末の外注先へ数日支払いの先延ばし。(これをすると、支払い完了まで毎日胃が痛く、1日中吐き気を催す)

会社はすでに商社への未払いが7000万円ある状態でしたので、少し余裕が出ればそこへの返済、という形で、常にアップアップな資金繰りを続けていました。
例えるなら、海底から海面へ息を吸うためにギリギリ口を出した瞬間に、また海面が上昇し息を吸いに泳ぎ足掻く。また息を吸えたら一瞬で海面が上昇し、泳ぎ足掻く。この繰り返しを毎日毎日やっている感覚。

絶体絶命 給料日前日に入金がズレた

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