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15カ国語を操る言語学者の先生の講座から日本人への嬉しいメッセージ

3〜4年前、とあるオンライン講座を受けて衝撃を受けた事がある。

それは、英語そのものを学ぶものではなくて、「英語学習を通して能力を開発する」というもの。

それは、言語学博士の溝江達英先生による「超越文法」という講座。

溝江達英先生って?

溝江先生は、これまで20カ国を学び、15カ国は同時通訳レベル。

ここでよく、言語学者なんだから多言語話せて当たり前、と思われる事があるけど、

「語学」と「言語学」は別

全ての言語学者が何カ国語も話せるわけではないらしい。

溝江先生は、カナダの大学生にフランス語で韓国語の授業もするそうで、それだけでとても興味が湧いて、話を聞いてみたくなった。

超越文法って?

単に英語のスキルが上がります、という講座では全くなくて、

そもそも、英語ってどういう言語なのか

世界の言語はどうつながっているのか

語学を学ぶにはどうしたらいいか

日本人であることを活かした学習法

など、学校の英語学習では聞いたこともないような話がわんさか出てくる。

しかも、それだけでなく、英語を効果的に学ぶ方法を多言語の世界観で教えてくれる。

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オンライン講座を受けてみて


私が受けた講座は「基礎篇」
毎日届くメールが90通、
音声セミナーや課題もあり、
ボリュームたっぷりなのに、
少しずつ届くから無理なく受けることができる。

印象的だったのは、英語の例文のわずかなフレーズからどんどん世界の言語に広がっていくこと。

15カ国を操る先生だからこそ、
各国の言語の枠を超えたルールや、
複数言語をまたいだ説明などが聞けて、しかも、気難しい雰囲気はなく、とても楽しい

こんなに楽しみながら、英語の理解が深まり
ついでに世界の言語も学べるなんて。

英語を始めたばかりの人から、プロの通訳者まで、全ての人が楽しめて、しっかりと学べる講座がここにあった。

英語だけでなく、地頭が鍛えられた

だから当然、その後の英語学習も捗った

一番のメッセージ

先生が言っていたことで印象的なのは、

日本人が外国語をどれだけやっても
日本語より上手くなることはない

だからこそ、

日本語のレベルを上げれば外国語も上達する

また、

日本人というだけで、
身についている言語のルールがある

日本語の花壇の中に、英語の種をまく
(日本語で考えて全然OK!)

というような、

日本人であること、日本語が母国語であることが
既にアドバンテージ
だと言ってくれる

これって、外国語を学んでなくても嬉しい事

こんな授業は受けたことないし
テキストにもなかったと思う。

初めてのリアルセミナー

オンライン講座を受けてから3〜4年後の今年、
単発セミナーの案内が来た。

今まで音声や動画で聞いてきた話が
目の前で聞ける。

これは受けるしかない、と思い切って母に子守を相談。ありがたく了承してくれた(感謝!)

当日、先生の熱量に圧倒された。

大学の先生の講義は眠くなったのに、
溝江先生の話はどんどん引き込まれる。

この日は、ある言語について、
普通の大学で1年かけて学ぶ内容をわずか3時間で網羅。

終始、笑いが絶えない。

そのユーモアセンスはどこから来るのか。。

しかも、身近な単語と用法に絞って
どんどん生徒に喋らせるから、

「喋ってる!」「わかる!」

となる。

この嬉しい気持ちも、勉強には大切。

今回得たもの

言語そのものの知識だけでなく、

言語をどの順番で教えるのか、という視点でもメモを取り、エッセンスの出し方、を書き写した。

同じように語学をやりたい人達との交流もでき、
今後はつながるような出会いがあった。

ほんの少し、溝江先生とも話した。
ドキドキしたけど、高音ボイスに癒された。

学生時代より、今の方が全然勉強が楽しい。
改めてそれを認識した。

学びの原点に戻れてよかった。

これを機に、英語と並行して、昔の専攻語もやり直しをしようと思う。

とりあえず、持っていた専攻語の絵本と同じ本の英語版を買った。

専攻語のやり直しとして読んで、
意味の確認と翻訳の参考のために英語版を読む。

相乗効果で互いの言語力を高めたいと思う。




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