建築におけるデザインを考えるとき
デザインは急には生まれないと思う。
最初に『人』がいる。いわゆるお施主さんである。何かしたい、その何かを達成するためにデザインがある。
しかし、
まだデザインは生まれない。
条件が整っていないから絞り込めない。
才能をアーティスティックに表現する舞台であればそこで生まれるかもしれない。
建築には条件がいる、これは必然である。
条件には感情も含まれる、時代背景や政治もある。
だからこそ
様々な複雑な条件を絞り込むことで表現されている唯一無二なものが生まれる。
コピーアンドペイストなものではない、しかし、それもまた表現の一つでもあるとも感じていることもある。
条件はある程度整ったその時に 線 が引けるのであるように感じる。
そして最後に
一番大事なのは、
その時のデザインを任された設計者の感情である。
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