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スポーツとトランペットでは筋力の使い方が全然違います( #今朝の一言_ラッパの吹き方 )

毎朝7:30に「 #今朝の一言_ラッパの吹き方 」のタグでトランペットや音楽に関する何かを一言投稿しています。
先日こんなことを書きました。

トランペットのレッスンでよくお話するのですが、人間の体が持っている筋力で生み出した空気圧、要するに体の内から腹筋をしっかり使って空気をガンガン楽器に送り込んでしまうのはそもそも奏法として間違っているのもありますし、空気の流れる量や圧力が多すぎ、高すぎなんです。
かと言って、腹筋を弱々しくすると今度は体内の空気圧が安定せず、これもコントロールができない状態になってしまいます。

ではどうするかと言うと、口の中に壁を作ります。体内の空気圧は十分高まっている状態だけれど、唇(アパチュア)にはそのすべてが到達しないように舌と上顎で遮る箇所を作り出す。これでバランスを調節します。

とは言え、それでも使う腹筋は通常の音域であればフルパワーではありません(ただし、筋力には個体差があるので、一概に何がフルパワーだか定義がないのですが)。

一方、スポーツは種目によって異なりますが、人間の持っている運動機能を日常生活のレベルを超越したところまで上げて行うものです。

したがって、トランペットを演奏する際にスポーツのようなイメージや目標を持っていると楽器はその機能を発揮できません。大切なのは「楽器が最もよく響く、そしてコントロールがしやすい体の使い方バランスを模索する」ことです。

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荻原明(おぎわらあきら)

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