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ブレーンYouTubeチャンネルに東京音大吹奏楽アカデミー専攻修了演奏会の演奏がアップされました

東京音楽大学吹奏楽アカデミー専攻の春学期(前期)修了演奏会で演奏しました中橋愛生教授の作品「氷結の花 吹奏楽のための」と、天野正道特任教授作曲の「Alas de Hierro 〜空虚に散った若き戦士たちへの鎮魂歌〜」の2作品が株式会社ブレーンさんのYouTubeページにアップされました。

こちらの作品について、このように書かれています。

ヤマハ吹奏楽団の委嘱により2010年末から2011年にかけて初版を作成。その初版は2011年4月16日にアクトシティ浜松大ホールで今村能の指揮によって行なわれた同団の第45回記念定期演奏会にて初演された。 その後、同年の吹奏楽コンクールにおいて同団が自由曲として演奏するため、大きな改訂を行なった。この版を使用した須川展也指揮による演奏で、同団は全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞。 最終稿であるこの版は、コンクール用に改訂された版に、時間の関係からカットされた初版にしか存在しなかった6小節(約25秒)を復帰させたものである(29~34小節が当該箇所)。 2022年東京都立片倉高等学校吹奏楽部によりアナザーエンディングが委嘱された。

で、今回アナザーエンディングバージョンを演奏するということで会場にブレーンさんがいらっしゃり、録音してくださいました。


こちらの作品は鹿児島、知覧の特攻隊の事実を元に天野先生が書かれた作品ですが、以前このブログでも書きましたが、この作品は演奏するたびに胸が苦しくなるというか、涙が出そうになってこらえるのに大変でした。
特攻隊の兵隊だった若者たちは吹奏楽アカデミーの学生とほぼ同じ年齢。若い人がこの作品に取り組む大切さが伝わっていれば良いですが。

ブレーンさんは演奏会当日、すべての演奏を録音してくださり、いつもはホールのマイクで簡易的に録音するだけで特に外部に公開していないのですが、今回は良い音で聴けて嬉しいです。ありがとうございます。

ちなみに吹奏楽アカデミー専攻の秋学期(後期)の修了演奏会は11月27日(水)に池袋キャンパスのホールで開催します。

リードのアルメニアンダンス全曲、ネリベルのアンティフォナーレ、そしてマスランカの交響曲第8番という多分今までで最もヘビーなプログラムになっていると思います。
開演時間が早く、難しい方も多いと思いますが、お時間ございましたらぜひ聴きにいらしてください。

あと、今日は東京音大トランペットアンサンブル演奏会です!

今年も大編成の編曲をさせていただきました。器楽専攻と吹奏楽アカデミー専攻の学生たちが協力して自主的に作り上げた歴史あるステージをぜひ会場で聴いてあげてください。


お申し込みされていなくても当日券があるはずですので、ぜひお越しください。よろしくお願い致します。


荻原明(おぎわらあきら)


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