内定取り消されたので起業します。

「ごめん　君の内定やっぱりなしで」２０２０年３月下旬、就職先で世界がモノクロに見えた。よっぽどセンスがなかったのかコロナの影響なのかはわからないが、とにかく取り消され誰にも所属しない無知の状態で社会に放り出された。僕の人生ってのは、神様は私を殺したいのかと思うぐらい上手くいかない。あー詰んだとしか思えなかった。　改めましてこんにちはWataです。今回はクリスマス前ではありますが、動画投稿サイトのテスト公開も終わって、様々なコメントをいただき、ある程度デザインの修正ができたので、自己紹介も含めた大学卒業後から現在に至るまでの振り返りを行いたいと思います。今年も残り片手で数えるぐらいになりましたしね。

さて、内定を取り消されたからって廃人になっていても時間の無駄だと思っていました。（すぐ切り替えているあたり心の奥底ではこうなるとわかってたようです。）すぐにやれる事自分にとって何ができるのかを考える必要がありました。幸い自分にはゲーム開発と実況それぞれが収益を得られるサービスを作りたいというやりたいことがあったのでそのために何が必要なのかは割と早く知ることができました。初めはサイトを作るにはどんな言語が適しているのか、それすらわからない状態の人間でした。

PythonとDjangoとの出会い

PythonとDjangoを使ってwebサービスを作ることを思いついた過程にわかる範囲でYoutubeやInstagramが何で作られているのかを知ることができてその中にPythonとDjangoが含まれていたからです。これはpythonはプログラミング初学者が真っ先に触って学習するほどプログラミングとしてはクセのない言語なので、学ぶにはうってつけでした。まぁ深めれば深めるほどマリアナ海溝よりも深く、なんでもできることに気づいたのは別のお話。公式サイトは全部英語でしたしね。

言語学習の過程

多くの人は、プログラミングスクールに入ってpythonやPHPなどのプログラミング言語を学ぶと思いますが、僕の場合はDjangoとpythonでサイトを作る方針が固まったので、完全独学で実際にサイトを作りながら勉強しました。その時作ったのが、放課後等デイサービスなどの療育支援施設を紹介する掲示板サイトを作って公開してみる。その過程で引っかかった所を調べるDjangoの公式サイトを見ながらどうサイトを作るのかを学びました。公式サイトを見るだけでしたら無料で済みますしね。

英語とアップロード上限

まずサイトを作る上で必須だったのが英語の理解力だった。これはわからないことは大体公式サイトを見れば書いてあったり、解決できるものなのだが、日本語で書かれているものは大体チュートリアルのみで他は大体英語で書かれている。そうすると必然的に英語を読めるようにならないとできるものもできなくなったりする。それでも解決できない問題があったりする。それはサイトのアップロード条件に引っかかることだった。僕が利用しているサイト公開サービスは、一度の通信に32MBまでの通信制限が科せられており、django-strageという有志が開発したAPIを使ってもサーバーに通信が発生するので、動画などの大きいサイズのファイルをアップロードできない問題を抱えていました。それを解決できたのは署名付きURLを使って

ブラウザ→サーバー→クラウドストレージに行く手順を、

ブラウザ→クラウドストレージにと

ブラウザから直接送るというかなりの力技で解決できると知りました。それが英語で書かれていたもんですから英語は知っといてお得ですね。

そして現在

そんなこんなでシステム面での最大の障壁だったアップロード上限を超えることができて、最終調整を行い、2021年の11月から今日の１ヶ月までの間に無事オープンベータを公開することができました。様々な媒体で宣伝を行ったかいがあり、意見の数は少ないですが、自分が予想だにしていない不満点をいただくことができました。これはすごくありがたいことで、今まで個人で考え、誰にも相談できなかったのですが、（相談先が起業には疎かったのでわからないと大体一蹴される。）ものがより客観的な視点での意見なので、サービスがより良くなる材料でしかないので嬉し涙を流すほどでした。そんなこんなで今年も終わりを迎える中、辛いけどなんやかんやで楽しい人生を送れているのではないかと思っています。「人生が詰んだ」と思ったあの日が最高の人生の転機になれると思えるように

今日もやれることを最大限にやって・・・