True Mind 360 |『効果的な質問』

エグゼクティブコーチ、ビジネスコーチ(ICF-PCC) | ミッションは「True M…

True Mind 360 |『効果的な質問』

エグゼクティブコーチ、ビジネスコーチ(ICF-PCC) | ミッションは「True Mind」の追及。「私たちにとって、果たしてどんな ”問い” が効果的なのか?幸せに導くのか?」。『効果的な質問』を探求していく。

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  • 大学院チャレンジ

    50歳という人生節目で、ビジネススクールへチャレンジすることにしました。人生100年時代。今までの経験と知識を整理・再構築しつつ、新しい出会いを求める過程の中で生まれる「問い」を綴っていきます。

最近の記事

「この結果をもたらした原因について、どれくらい言語化できているだろうか?」(#33)

「お金やモノの増減には原因と結果がある」  例えば、洋服屋さんでは、洋服を売って代金を受け取るという「原因」があってはじめて、お金を得るという「結果」が得られます。  銀行からお金を借りる場合も、お金を借りるという「原因」があるからこそ、お金が増えるという「結果」を得られるのです。 (「80分でマスター! ガチ速簿記入門」 金川顕教著)  この4月から大学院(ビジネススクール)に通い始める。50歳という節目で、学び直すという選択肢を選んだ。「この歳で?」という思いもあれば

    • 「私の語っている”ストーリー”は、主にどこを住処にしているだろうか?」(#32)

      私は、様々な人が話してくれる、とりとめのないストーリの流れを追う経験を重ねるうちに、糸も単純な図にたどり着きました。「リスニング・コンパス(聴き方の羅針盤)です。<中略>」 1. 望ましい未来 2. 充実した過去 3. 辛かった過去 4. 望ましくない未来 あなたのストーリーは、主にどこを住処にしているでしょうか。もし、辛かった過去や望ましくない未来があなたの足枷になっているなら、一番近い出口はどこでしょう。望ましい未来や充実した過去への近道はあるでしょうか。あなたはどこ

      • 「いったい自分は、目の前の世界をどのように見て、どのように描こうとしているのだろうか?」 #031

        目の前の世界を「どのように見るのか」「どのように描くのか」 (「デイヴィッド・ホックニー展」 東京都現代美術館 "ごあいさつ"の一節より)  「芸術鑑賞はコーチングに通ずる」と言って、「デイヴィッド・ホックニー展」(東京都現代美術館)の見学ツアーをコーチ仲間が企画してくれた。私自身は、美術館には年に数回訪れるくらいで、現代アートには馴染みがなかったが、多くの気づきとエネルギーをいただいた。2023年11月5日(日)まで開催しているので、まだの方はおすすめしたい。  冒頭の

        • 「自分は『シンプル』だろうか?」 #030

          「一流っていうのはな、シンプルなんだ」 (落合博満 元中日監督 |「嫌われた監督」 鈴木忠平著) 「お前はもっと数字を残せる。一流ってのはな、シンプルなんだ。前田を見ておけー」 2006年シーズン、落合監督とともに打撃フォームの改造に取り組む福留孝介選手に、監督が発した言葉だそうだ。確かに、一流と呼ばれる人々だけでなく、みんなに愛される製品やサービスもシンプルだと感じる。 「プロとはなにか、勝負とはなにか、育成とはなにか、 情ではなく徹底的な理で組織を成功に導く落

        「この結果をもたらした原因について、どれくらい言語化できているだろうか?」(#33)

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        • 大学院チャレンジ
          1本

        記事

          「自分の目標、どれくらい具体的な言葉にしているだろうか?」 #029

          成功者の共通点は、ざっと次のようなことです。 • 自分の目標を具体的な言葉にしている • 目標達成への具体的な行動を決めている • スモールステップで目標に向かっている • 振り返りと気づきを毎日続けている • ピンチを予想し備えている • 自分の感情をマネジメントできている • 他人への感謝や敬意を忘れない • 以上のようなことが習慣化されている (「目標達成のルール」 原田隆史著)  「中学生になったんだから、そろそろ手帳を買って、自分自身でスケジュール管理できるように

          「自分の目標、どれくらい具体的な言葉にしているだろうか?」 #029

          「殻」を脱いでいるだろうか? #028

           先日、セミナーに参加した。講師が本題に入る前に、坂村真民さんの詩、「殻」を紹介し、参加者に促した。慣れ親しんだ、勝手知ったる場所から、新しい世界へ出ようといざなう。私たちのありたい姿、ゴールに向けて。  その晩、家に帰って「坂村真民さん、どんな方なんだろうか?」 調べた。新しい人の出会い。そして、他の詩も読みたくなってAmazonでポチり。  一日を振り返りながら、毎日ではないが、一作ずつ寝る前に読んでいる。さて、今日はどんな詩かな。

          「殻」を脱いでいるだろうか? #028

          「自分自身との戦い、どれだけ楽しんでいるだろうか?」 #027

          「僕はね、突き詰めると敵も味方も自分自身だと思うんだよ。他の人は関係ない。他の人のせいにしているだけというか。人の気持ちはコントロールできないし、唯一できるのは自分自身でしょ。そこをどうするかということなんじゃないかな。」 (朝日新聞 2023.2.5 草彅剛) 今日の朝日新聞朝刊「敵も味方も自分 楽しく戦う」という見出し記事で出会った、草彅剛さんのこの言葉。本当にそう思う。そして、今朝投稿した問い(#026)への答えでもある。  これって、私たちの仕事も、クライアントと

          「自分自身との戦い、どれだけ楽しんでいるだろうか?」 #027

          「いったい本当の敵は何だろうか? その敵としっかり対峙しているだろうか?」 #026

          「本当の敵は自分の内側にいる」 (「限りある時間の使い方」オリバー・バークマン著)  前回に引き続き、オリバー氏のこの書籍、原題「FOUR THOUSAND WEEKS」で、もう一つ印象に残ったこと、これが次の一節だ。  なぜ、最優先事項を優先できないのか。 緊急ではないけれども、とても重要なことに向き合うのが難しいのか。 「7つの習慣」で言うところの、この第二領域に十分取り組めいないのだろうか。  カリフォルニア出身の博士課程の学生、スティーブ・ヤング氏が、高野山で滝行

          「いったい本当の敵は何だろうか? その敵としっかり対峙しているだろうか?」 #026

          「自分らしくいるために、どれに集中しようか?」 #025

           「やるべきことはいつだって多すぎるし、これから先もそれはきっと変わらない。その中で心の自由を得るための唯一の道は、「全部できる」という幻想を手放して、ひと握りの重要なことだけに集中することだ。」(「限りある時間の使い方」オリバー・バークマン著)  「80歳くらいまで生きるとして、あなたの人生は、たった4,000週間だ。」から始まる本書の原題は、FOUR THOUSAND WEEKS。今までのタイムマネジメント系の書籍とは”一味違う”というAmazonレビューのコメントで読

          「自分らしくいるために、どれに集中しようか?」 #025

          「大切な人との時間、どれくらい大切に過ごしているだろうか?」 #024

          今朝、子供たちを連れて、電車に乗った。 そして、この中刷りに目が止まった。 よく見る原稿用紙にかわいい字。 「何が書いてあるんだろう?」 揺れる電車の中で子供と手をつなぎながら、 読み進めると、、、ジーンと来た。 大切な人との時間、もっと大切にしよう。 そう、改めて思った。 そして、人の夢を支援するのも素敵だと思った。 「大切な人と、どんな年にしようか?」

          「大切な人との時間、どれくらい大切に過ごしているだろうか?」 #024

          「これからも続けていく習慣は? 逆にやめる習慣は?」 #023

          「小さな習慣が大きな変化をもたらす理由 ー もし毎日1%良くなったら、一年後には37倍良くなるだろう。もし毎日1%悪くなったら、1年後にはゼロ近くなってしまう。小さな勝利もささやかな敗北も、積み重なればはるかに大きなものになる。」(「Atomic Habits」James Clear)  今朝一番に目が止まったのが、ジェームズ・クリア氏からのメール。 「Atomic Habits has sold over 10 million copies worldwide.」 (アト

          「これからも続けていく習慣は? 逆にやめる習慣は?」 #023

          「そもそも自分自身は大丈夫だろうか?」#022

          「まず第一に吟味すべきは自分自身であり、次は、今から始めようとする仕事であり、またその次は、仕事の相手。」(「心の平静について」セネカ 哲学者)  今日の天声人語の一説。政治指導者に必要な資質について、哲学者セネカが説いた言葉だそうだ。この2ヶ月で4人の大臣が更迭されるという、非常にみっともない日本の政治。トップニュースを見ながら、大臣にもなる方々がなんともまぁと思いつつ、次に天声人語のこの一説に目が止まった。  人は人で良いが、果たして、 「そもそも自分自身は大丈夫か?

          「そもそも自分自身は大丈夫だろうか?」#022

          雪が降っても自分の責任。ー「失敗しないために、何をしようか?」 #021

          「失敗は結果じゃない。 成功の反対が失敗と考える人が多いけど、 成功の反対は、何もしないこと。 失敗は、「成功」と「何もしないこと」の間にある。」 (「戦わない経営」浜口隆則著) 「失敗の量、足りているだろうか?」 「失敗しないために、行動に移しているだろうか?」 「そもそも、失敗から、何を学んでいるだろうか?」 大雪のニュースに触れながら、昔読んだ本の一節、「雪が降っても自分の責任」という言葉を思いだす一週間だった。 「失敗は協力者」だと著者はいう。 今の自分、失敗をし

          雪が降っても自分の責任。ー「失敗しないために、何をしようか?」 #021

          「志、忍耐、勇気は足りているだろうか?」 #020

          「知識は失敗より学ぶ。 事を成就するには、 志があり、 忍耐があり、 勇気があり、 失敗があり、 その後に、成就があるのである。」 (田中久重)  明治8年(1875年)、75歳で田中製造所(のちの東芝)を設立した、その志と忍耐と勇気の人生。尊敬という言葉では、自分が感銘を受けたこの気持ちを表現できない、すざましい思い、魂だ。  「万年時計が見てみたい!」という小学生の息子たちのリクエストに応えるため、昨日、東芝未来科学館(川崎市)に行ってきた。  氏が最後まで手放さなか

          「志、忍耐、勇気は足りているだろうか?」 #020

          「遠くに、何が見えますか?」 #019

          「迷った時ほど遠くを見よ。 近くを見れば見るほど船酔いする。あらが見えてくる。 遠くまで見ていると、実はそんなものは誤差だと分かる。」 (孫正義)  今週、二人のCoacheeに問いかけた質問。10年くらい前だろうか、縁あって直接孫正義氏本人の口からこの言葉を聞いた。今でもその時の感動を鮮明に覚えている。  日常の喧騒から離れて、自分を見つめ直す。自分と向き合う。コーチングセッションはそんな貴重な時間。スマホを通じて、古今東西なんでも瞬時につながることができる

          「遠くに、何が見えますか?」 #019

          「自分は、本気でやろうと思っているだろうか?」 #018

          「やろうと思わなければ、横に寝た箸を 竪(たて)にすることも出来ん。」(夏目漱石)  テレワークの日々。振り返れば、2020年春からだから、もう2年半以上も立つ。  朝から晩までオンラインでいる自分。これでは心身に良くない、リフレッシュしようと思い、近所を散歩することにしている。最近のお気に入りは、近所のお寺と神社を巡り木々の中を歩くコースだ。そして、その日に収穫した路地野菜を買って帰る。この言葉は、その神社のお賽銭箱の上に、そっと置いてあった。もう数ヶ月以上もお参りしてい

          「自分は、本気でやろうと思っているだろうか?」 #018