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ノイジーメディア

声なき声を拾い上げるのがメディアなり、ジャーナリズムの役割だと思っているけど、大きな被害を及ぼした地震の後に連なるものは政権批判や責任探しの浅ましい声。検証は必要だが、足を引っ張る時期じゃないだろうに。

手段を目的化した人たちの有り様はとても醜く私には映る。イデオロギーを撒き散らすために災害を利用するなんて人間のやることじゃないだろう。いや、人間だからやるのか。うんざりするな。

国や自治体の対応が十全でないことはある。非常時であればそれはなおさら。東日本大震災の時の与党や野党が何をどうしていたのか、私は絶対に忘れないが、あの当時の状況で国が滅びる寸前であろうとも足を引っ張り合うマネとそれを煽るメディアの所業は変わらない。

右でも左でも、誰でもいいから悲しみを止めてくれよ。煽りあってのビジネスは今じゃなくていいだろ。もう人間半分辞めている人たちが騒いでいる間に、寒さに苦しんでいる人が震えていてもおかまいなしだ。

SNSでは悪意と作為のキャッチボール。専門知識のウンディングで机上の空論をぶつけあっている。倒壊した道路事情とボランティアの定義うんぬんとか、馬鹿馬鹿しいよ。それどころじゃねえだろ。

言葉遊びもプロパガンダも後にしてくれ。それどころじゃないだろ今は。邪魔すんな。

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