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✈️ 国内旅行でLCCを選ぶ理由

ひと昔と比べ、飛行機はとても身近な乗り物になったと思います。その理由のひとつに、世界的なLCC(Low Cost carrier : 格安航空会社)の普及が挙げられるではないでしょうか。

今回は国内旅行で、そんなLCCを僕が選ぶ理由について書いてみたいと思います。

💰 コスパの良さ

お金に関することをはしめに挙げるのはやや気が引けるところでもありますが、LCCを利用することによるメリットとしてまず挙げられるのは、やはりそのコスパの良さではないでしょうか。

期間限定のLCC航空券のセールやキャンペーンを上手く利用すると、ビックリするくらいの価格で基本運賃の航空券を購入することが出来ます。過去には航空券が片道1円(諸税・手数料等は別)で発売されたこともあります。

たとえセールを利用しなくとも、国内線や近距離国際線ならば、普段でも片道数千円程度の価格で基本運賃の航空券が購入できることが多いです。

そこに超過手荷物、受託手荷物、座席指定、飲み物など、必要なサービスのみを有料オプションとして基本運賃に付け加えれば良いので、使い方によっては、FSCと比べてコストパフォーマンスがとても良い状態で利用できます。

💎 安いチケットを探す時の"宝探し感"

先述の通りLCCのチケットはときどきセール、バーゲンなどと銘打って安売りされます。その名の通り、デパートのバーゲンセールで掘り出し物を探すかのような気分でLCCのチケットを探すことが出来ます。もしお得な価格で狙いのチケットがゲットできたならば、気分がハッピーになれます。

⏰ 移動時間が比較的少ない

巡航速度800〜900km/hで移動するジェット旅客機は、他の交通手段と比べて少ない移動時間で利用できることが多いです。

ただし、JALやANAといったFSCは羽田、伊丹など、比較的大都市圏の中心部に近い空港から発着しているのに対し、LCCは成田、関西といったやや離れた空港の、それもFSCよりもやや不便な場所から発着することも多いです。

そのため大都市圏中心部からの移動時間などを含めると、FSCや新幹線、在来線特急などと比べトータルでの移動時間が長くなってしまう場合もあります。この点はデメリットと言えるかも知れません。

🍴 比較的安価で機内限定グルメを味わえること

LCC各社では、通常「空の上」でしか味わうことの出来ない、機内限定の食事を販売していることが多いです。そんな機内限定の食事を食べることが、LCCを利用する楽しみのひとつとなっています。

FSCや新幹線、在来線特急などでも、上級クラスに乗れば豪華なお食事が提供される場合もあります。確かにそれらと比べると質素なイメージは否めませんが、その分たった900円、1,000円といったリーズナブルな価格で提供されるので、LCCでは比較的安価で"機内限定グルメ"を味わうことができます。

(なお、LCCの機内限定グルメの一例は、こちらの記事でご紹介しております)

🚌 高速バスは利用しない

ここまで述べてきたとおり、
「速い(早い)・安い・美味い」
と、どこかの牛丼チェーンのように三拍子が揃いましたが、そうなると僕にとって利用する理由がなくなってしまうのが高速バスです。僕は基本的に国内での移動に高速バスを利用しません。具体的に理由を挙げるならば以下の通り。

LCCと比べると…

▼ 圧倒的に移動に時間がかかること
▼ 移動時間が長い分、移動により受ける疲れが増すこと
▼ 個人的に高速バスの車内で睡眠を取るのが大変なこと
▼ 運賃の価格帯があまり変わらないこと
▼ 自動車よりも航空機の方が事故発生率が低いと言われること
▼ 車窓越しに地上から見る景色も良いけれど、機窓越しに空の上から見る景色の方がより希少価値が高いと思うこと (=SNS映えする写真や動画も撮りやすい)
▼ 前職の経験から、飛行機に愛着が強いこと


以上

運賃の価格帯で言えば、LCCと高速バスはちょうどと同じくらいでしょうか。しかし、先に述べたうちの「速い(早い)・美味い」という2つの観点から見ると、圧倒的にLCCの方が利用価値が高いと感じるのです。

確かに、高速夜行バスの中で移動中に寝てしまえばホテル代が浮くし、時間の有効活用ができるという考え方もあるかも知れません。しかし僕は乗り物の中で睡眠を取ることが苦手なので、この考え方は僕の選択肢には当てはまりません。その日のうちにLCCでサッと現地へ移動し、夜はビジネスホテルでシャワーを浴びてぐっすり眠るのが良いです。

同じことは長距離フェリーにも言えるかも知れませんが、僕はこれまでに長距離フェリーを利用した経験がないので、ここでは言及を差し控えさせて頂きます。

📃 最後に

僕が国内旅行でLCCを選ぶ理由をまとめると、やはり
「速い・安い・美味い(楽しい)」
という3つの要素になります。それぞれをさらに簡単にまとめると以下の通りとなります。

「速い」 : サラリーマンにとって、何度も長期連休を取ることは難しいでしょう。有給休暇の日数も限られているはず。乗り物での移動時間が短いということは、そんな貴重な時間を移動のために多く費やさずに済みます。

「安い」 : 元々リーズナブルな価格帯で利用できる上、お得なセール運賃なども時々発売しているので、使い方によってはさらにリーズナブルに利用できます。

「美味い(楽しい)」 : 機内限定グルメを味わうことごできたり、空からの絶景を見ることが出来たり、宝探し気分でお得なセール運賃などを探したりと、美味しくて楽しい要素が沢山あります。

いかがでしたでしょうか。

今回はあくまで僕個人の理由として書いてみましたが、この内容が旅好きな方の参考になれば幸いです。それでは、今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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