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ソムリエ試験対策ここだけは!ドイツ ~アール / モーゼル / ミッテルライン / ラインガウ~

① アール


○プロフィール
・ミッテルラインの一部を除けば、ドイツ西部における最北のワイン生産地域。
・赤ワイン用ブドウの栽培比率が80%を超える赤ワインの産地。→「栽培量」「栽培面積」でもないので注意!


②モーゼル

○プロフィール
・渓谷の斜面の約4割が、斜度30%を超える急斜面の畑(シュタイルラーゲ Steillage)
・下流の一部は急斜面を石垣に用いてテラス状にブドウ畑を仕立てていることから「テラッセンモーゼル Terassenmosel」と称することがある。
白ワイン用品種が多く、栽培面積の約90%を占める
(その内、リースリングが約60%を占める)

〇歴史
「トリーア大司教」と深く関係している
1868年にブドウ畑の格付け地図を作製した

〇主なブドウ畑
代表的なベライヒ=ベルンカステル(Bernkastel)


③ミッテルライン

〇プロフィール
ビンゲンとボンの間の約110㎞に渡るライン流域の産地
・栽培面積はドイツで2番目に小さい
ビンゲンからコブレンツまでの景観は、2002年にユネスコ世界文化遺産に登録されている


④ラインガウ

〇プロフィール
・ブドウ畑の約77%がリースリング、約12%をシュペートブルグンダーが占める
1867年にドイツで初めて、ブドウ畑を3段階に格付けした地図が刊行
・当時ラインガウの最上ワインは「ファースト・グロウス」と呼ばれ、後の格付け「エアステス・ゲヴェクス」はこれに由来した
若手醸造家を育成する「ガイゼンハイム大学」がある

〇歴史
1136年にはシトー派のエーバーバッハ修道院が設立、彼らがシュペートブルグンダーをラインガウに持ち込んだ

〇主なブドウ畑
ベライヒ:ヨハニスベルク(Johannisberg)

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