見出し画像

猫背対策が捗る!胸椎カーブ2つのパターン

肩凝るし、ぎっくりになりやすいし、見た目がよろしくないしでとにかくよくないのが猫背。四十肩もギックリ腰も原因を辿っていくと猫背が元凶なことが多いです。

猫背ってなんとなく背中が丸まってて頭が前に出てるイメージだと思いますが、実は人によって曲がり方が違います。

"これさえやっておけば猫背はバッチリ"みたいな万能エクササイズはないです

背骨のどの位置のカーブがキツイかによって有効な対策が変わってくるからです。自分の癖を知っていれば少ない手数で大きな変化を狙えます。

とはいえ曲がり方を細かく見ていくと膨大な情報になってしまうのでまずは自分の猫背はどこが特に曲がっているのかを知ることからはじめましょう。

今回の記事はザックリ簡潔にまとめてるのでサッと目を通すだけでも自分のタイプと対策が明確になります。

猫背は気にしててエクササイズしてるけどイマイチ変化が出ない方にもおすすめです!

ということで早速参ります💪

そもそも猫背って?

猫背といっても定義が曖昧なので一旦整理しておきます。

猫背=胸椎丸まってる

頭や肩が前に出てたり腰が丸まっていたり猫背に見える条件は色々ありますが全てに共通するのが胸椎の屈曲(丸まり)が強いことです。

胸椎は頚椎と腰椎に挟まれた上半身の動きの要になっている関節です。胸椎の動きに制限がでると頚椎と腰椎をはじめとしたあらゆる関節に影響を及ぼします。

胸椎と上に繋がっているのが頚椎、下に繋がっているのが腰椎、ここではこれだけ覚えておけばOKです。

胸椎上と下どちらのカーブ?

ここからが本題

猫背は胸椎の屈曲なわけですがみんなが同じようにカーブしてるわけではなく、人によってカーブがキツイ位置が異なってきます。

細かく分けると複雑になりすぎるのでここでは上か下かで分類します。

ざっくりでいいので横から見た時の姿勢が画像↑のどちらに該当するかチェックしてみてください。(ちなみに全部丸まってるパターンもあります)

もし胸椎上部のカーブなら首、肩関連の問題が起きやすいです。肩こり、首のぎっくり、四十肩など。
下部のカーブなら腰、股関節の問題が起きやすいです。腰痛、ぎっくり腰、坐骨神経痛、股関節の詰まり感など。

上と下で違う対策

胸椎の上と下とで対策も変わってきます。それぞれ色々な対策をやりたいところですがほんとに要点だけざっくり紹介していきます。

カーブの位置ごとの対策

上部のカーブがキツイなら

頭の位置を後ろに引く動作がおすすめです。

上部カーブの特徴として
・アゴが上がる
・頭が前に出る

頭を後ろに引く動作で胸椎の上部から反れる(伸展)かが大事です。
胸椎上部のカーブがキツイときだいたい頭が前に出ています。頭が前に出ると頚椎に引っ張られて胸椎の上部が丸まってきます。頭を後ろに引く動作をしながら胸椎を反ることで胸椎の上部が本来の位置に戻ってきます。

特におすすめのエクササイズはパピーポジション!
横にスライドすると解説が載ってます↓

スマホやパソコンを見ている時間が長いときに悪化しがちです、お気をつけくださいませ。

下部のカーブがキツイなら

肩甲骨を下げるエクササイズがおすすめです。

下部カーブの特徴として
・腰が丸まってる
・肩甲骨が上がりっぱなし

これらの癖を修正するのに有効なのが肩甲骨を下げる動作です。腰も丸まっているので腰に近い胸椎の下部を反る動作が苦手です。肩甲骨を下げる動作は胸椎の下部を反る作用が強いので下部のカーブには効果的です!
はじめは意識するのが難しいのでまずは肩甲骨を寄せることからはじめてみましょう💪


特におすすめなエクササイズはウォールエンジェルです。
横にスライドすると解説が載ってます↓

座っている時にお尻を前に出していると腰が丸まってきて胸椎下部も丸まってきます、このような姿勢で長時間座っていると悪化しがちです。お気をつけくださいませ。

猫背といっても色々ある

特にどこのカーブがキツイのかわかればより効果的な対策が打てるようになります。普段意識することも明確になるのでトレーニングのときや日常の動作でも猫背対策ができるようになります。

以上です、いかがでしたでしょうか?今回の記事で猫背といっても人によって違うということをなんとなくでも知っていただけると幸いです。

あとはコツコツ続けていくのみです!😤

もし、うまくいかなった時はみつやまにお気軽にご相談くださいませ!
インスタはこちらー
ツイッターはこちらー

マンツーマンレッスン(オンライン)も募集再開しました、お気軽にどうぞー

今回の記事が参考になりましたら♡ハートボタンを押してもらえると大変モチベーションが上がります!何卒よろしくお願いいたします。
それではトレーニング頑張りましょう!Let’s move!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?