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電気の話 その6 (比較検証動画あり)

  テストの方法は二通りあります

何度も書いている通り、私は大手自動車メーカーのテストドライバーでした。その経験を活かして公平に検証することにしました。
自分で”これはいい”と思った物は、過大評価になりやすい。「自分が気に入ったのだから、他人も気にいる筈だ」というのは、よくある事です。

私がテストドライバーでやっていた走行テスト検証(評価)は、大きく二通りあります。それは、個別検証と比較検証です。個別検証とは、車で言えば一台の車を何人もが乗って、それぞれの感覚で検証していく。
同じ車でも乗る人によって騒音が気になる人もいれば、ハンドリングに敏感な人もいる、シートの座った感じを重視する人もいる訳です。それで、問題点を洗い出していく。
ですから、テストドライバーには女性もいます。男性では気が付かない、細かい感覚で問題点を見つけ出した事もありました。
比較検証とは文字通りで、車で言えば、様々なメーカーの似たランクの車を走行させて、比較します。私は最終的にその高級車の比較検証チームで、国内、ドイツ、米国でテスト走行・データ取りしたのは、以前書いた通りです。

比較した車両は詳しくは書けませんが、メーカー名で言えばBMW、ベンツ、フォード等と国内・国外の日本メーカーの車です。
それを日本の道路でもテストしますが、海外でも実際に走ってテストをし、データ取りをします。G(加速度)センサー、速度の測定器、騒音測定器、その他自作の測定器を海外に持って行ってデータを集め、役員向けの報告書を作成しました。

比較検証は違いがはっきり分かり易い。個別検証で、いつも同じメーカーに乗っていると、慣れてしまい当たり前になってしまいます。
何種類か飲んで比較する、利き酒のようなものです。
例えば、日本車に比べてドイツ車はアクセルペダルが随分重い。これは、アウトバーンが網の目のように繋がっていて、日本のように料金所はありませんから、一定の速度で長距離を走る。アクセルペダルが軽いと動いてしまって、アクセルをずっと同じ位置に踏むのが難しい。
サスペンションは硬めなのは、ヨーロッパは石畳の道が多いので、サスペンションが柔らかいと、ずっと車体が細かく上下に振動する。なので、ゴツゴツした振動は、すぐに治めた方が走りやすいからです。

米国では、休日に車でカナダまで行った事がありますが、都市部を抜けると、とにかく飽きるほどまっすぐな道ばかり。地平線の彼方まで真っ直ぐです。なので、余り曲がる事を重視しません。私の友人でカリフォルニア州に住む米国人は、車での通勤が片道およそ130mile以上(およそ200km)だったそうです。往復ではないですよ、片道。バイクのチョッパーなんて、曲がる事を考えたら作れませんね。

そのような経験があるので、誰でも分かり易い、同じ人での取りつけ前/取り付け後の比較検証の動画を作りました。フルバージョンもあります。https://www.youtube.com/watch?v=BTZICQKEEd4&t=14s

実際に走ってもらった女性には、先入観を与えない為に、事前に何も情報は伝えていません。動画に書いてある通り、「なるべく座って、坂を登って欲しい」ただそれだけです。

協力してくれた仲間は、皆さん自転車や車でその効果を知っています。
なので、ちょっと”ドッキリ”の仕掛け人感覚で協力してくれました。走行した本人だけが、「何か、坂を2回登って欲しいと言われた。まぁ、いいけど、一体なんなの?」という感じだったでしょう。
一切”仕込み・やらせ”がないからこそ、素人だけれどいい感じの動画になったと思っています。少々雑な所はご愛敬。

DUNLOPが空気入りのタイヤを発明して135年(DUNLOP HPより)の間誰も解決出来なかった、タイヤの静電気の帯電を除電するとこうなるという、おそらく世界で初めての検証動画です。
なぜ自転車からかというと、自分の力の限界は自分が一番知っているからです。そして、自分の力だからこそ敏感になれますね。
そして、興味のありそうなお知り合いの方にも教えてあげて下さい。きっと、自慢できると思います。
今日もマジ軽ナットユーザーさんからのインプレッションのメールを頂きました。
マジ軽ナット 自動車用に加えマジ軽ナット  オートバイ用ミッション用マジ軽ボルト+チェーンアジャスター用マジ軽ナット(オプション設定)を購入された方です。
自動車・オートバイとも「安心感のあるグリップ感」に変わり、気持ち良く走行出来たとの事。オートバイはミッション用マジ軽ボルトに交換したらシフトフィーリングが「ミッションは振動が減り、カチッとした感触になった」そうです。
チェーンアジャスターに追加で付けた、汎用のマジ軽ナットは「チェーンが静電気でこんなにも抵抗を生じていたのか」と驚かれたらそうです。
「スムーズな走行感で本当に気持ちよく走れるようになりました」と締めくくられ、次なる除電箇所として車のラジエターホース用マジ軽バンドのお問い合わせも頂いています。
どの効果も当ブログで書いている通りの結果ですが、ご自分としてはもちろん初めての体験ですから、驚かれるのは当然です。
オートバイは前述の通り、タイヤ用に加えてチェンジペダルから機械的に繋がるミッションを除電する事で、このように小気味良いシフトフィーリングになります。
車のマニュアルミッションの場合は、ミッションのボルトまたはナットを
交換します。シフトチェンジがスムーズになります。

スバルサンバーのマジ軽ボルト

さらにオプションでオーソドックスなタイプのチェーンアジャスターに追加する汎用のマジ軽ナットで、チェーンがスムーズに回るようになります。

ネットショップでセットで購入出来ます(ボルトはM6/M8)
チェンジペダルから繋がるミッションを除電します
オーソドックスに追加する汎用マジ軽ナット

ミッションもチェーンもオイルやグリスに静電気が帯電する事で粘度が高くなります。(トヨタの特許より)
粘度の上昇を抑制するので、各ギアやチェーンのコマの動きが良くなる。
全て科学的な裏付けがあるチューニングです。
オーソドックスなチェーンアジャスターでないタイプは、お問い合わせ頂いて写真等で確認しながら取り付け場所を選定します。
まずはタイヤで除電の効果をご確認下さい。

お知らせ
9月8日(日)
厚木市 相模川河川敷 あゆみ橋で早朝午前5時より開催予定のエクスチェンジマートに出店の申し込みをしました。
天候による開催の告知は、開催予定日前日の13時にエクスチェンジマートのホームページで発表となります。


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