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妻 GO TO ホテルで隔離中(休暇中)

一気に寒くなりましたね。京都のお寺の紅葉が見頃になりました。ライトアップも素敵ですが・・・・・。

「寒い」のは外だけでなくうちも寒くなっておりまして、日曜日にいきなり、妻が、「ちょっと、休ませてほしい。」という言葉を発し、家族からの隔離を申し出してきました。子供3人。且つ、私は会社経営をしてる中での、しかも今週一杯。

三人の子供を置いてどこに隔離を???ということになりますが、大阪の実家に行ってもらっても、姑が隣にいるので、休暇にはなりません。

そこで、ホテルを探し出します。すると、思っていた以上に、空室、低価格、チケット付与。いろんな形で実質無料レベルの安値で、予約がとれることがわかりました。去年だったら一泊1万だっただろうホテルが、五泊で実質9千円。「おおー。」

驚きと残念さが重なりつつ、奈良にあるホテルを予約し、その日のうちに、チェックイン。もちろん、三人の子供は私が見ることになります。あと先考えず、「やってみよー!」とガイド経験のある私はホテルまで旅行鞄を片手に妻を送迎をいたします。チェックインをし、静かに末っ子と私は寂しそうに帰宅することに・・・。

■ 家族隔離DAYSの始まりです。

一日目(月)、全く連絡がありません。こちらは、粛々と食事の仕込みを始めます。仕事を早く切り上げて、早々に帰宅。子供らは各自やることをやっています。親父統括の家庭が不安なのかやんちゃな末っ子が急に静かになります。

二日目(火)、ほぼ連絡がありません。こちらはカレーとシチューを作ります。シチューだけなくなる。残り物は私が食す。洗濯を子供がやる。ここまではNICEか。

三日目(水)、必要事項だけ連絡があります。作った唐揚げが焦げていて、だれも手につけません。朝起こさなくても、勝手に起きるようになるのは収穫か。だが、夕食の支度が再び、シチューになり、飽きてくると子供から苦情が出てきます。☺️

四日目(木)、妻から「そろそろ会いたいわ。」と連絡が。様子を伺いに行きます。数年ぶりに二人だけで夕食を食します。子供たちは、じわじわ、親父の料理に飽きてきたのかお菓子やラーメンなどを物色し始めます。居残り男どもは明日までの辛抱と忍耐します。

五日目(金)、帰宅。大変疲れがとれたとのことです。家は結構片付いてます。大変、爽やかに帰宅されました。😀 

■今回気づいたこと

1. やはり、食事は大変で、献立を考えるのも、食べてもらうのも、色々苦労しました。洗濯は次男が難なくしていたのは、収穫ですが、母親の仕事を少しでもみんなで理解できたのではないでしょうか。

2. 小中高に通う子供達は、自主的に学習をし、朝の登校も自分で準備して行きます。弁当を一週間作らなくても、勝手に彼らは手配しているのは感謝です。子供達の自立心や自主性を養うことができたのではないかと思います。

3. 夫婦は馴れ合いになることが多いですが、日常を違う角度で確認することで、色々と負担をかけていることを認識し、妻・母を気遣うようになったと思います。人の為を思う心が芽生えたのではと期待したいところです。

4.子供たちと直接対峙することで、今まで第三者的な父が、父と子としてお互い意識できる時間をとれたことは良かったと思います。仕事ばかりしていると父子関係が薄く、今回、少し真剣に子供に関心を持つことのできる機会になったのではないでしょうか。

ひょんなことで与えられた唐突な隔離五日間でしたが、家族5人全員にとって、貴重な時間となったと感じています。何よりも妻に感謝。特に、コロナ禍で、自宅が長いこと研修所のようになっていたことを思うと少しいい休暇になっていれば幸いです。

もう一つ、過干渉により子供達の成長を妨げている私達がいるように思え、もっと信じ、自立させていく親になるべきかなと感じさせられました。

コロナ禍で世界のお母さんは大変負担が募ることでしょうが、お休みできる機会を是非、何らかの形でできることを願っていますし、GO TO EAT GO TO TRAVELが日本のお母さんの為にうまく活用されるといいなと感じた一週間でした。