見出し画像

コロナ禍で、怒涛の出入国あれこれ

かれこれ飛行機に乗らない月日が1年以上経とうとしています。いきたくても色々考えると出る時と入る時の相当なエネルギーを考えると今はじっとしているしかありません。

ある国の支社では、銀行口座が開けないとか、事務所が封鎖されているとか、社内全員検査など、国によっては色んなことが起こりつつありますが、ここは現地の優秀なスタッフに全てお任せするしかありません。

しかし、現地にも邦人が住んでおりますので、ビザがもうすぐ切れるとか、一時帰国だとか、いつまでも、その国で国籍を所持していない限り、出入国をせざるを得ない時がやってきます。その辺、実際、どうやねんと言うのを少し現状をお伝えしようと思います。

スクリーンショット 2020-09-13 17.53.32

スタッフ1:彼はコロナ前に入国。すでにコロナ禍が始まってた3月でしたので、身元引受人である私に入国管理局から、確認の電話がなり、出国までに1時間を要しました。3ヶ月滞在で、日本国も見かねて、延長ビザを発行します。故郷に帰るも。某国行きの飛行機も飛んでないし、そろそろ帰りたいんだが・・・。特別便で帰らせて欲しい。→特別便は通常の3倍とのことで、ちょっと考えざるを得ません。結局、普通便で少し遅れて帰国の途に。幸いなことに日本は其の国と比較して、まだ安全なので、現地で検査をして、すんなり帰国できたとのことでした。

スタッフ2:ビザ延長の延長で。もう延長できないので帰国の途に。空港からの隔離タクシーで、隔離宿泊施設に二週間。其の辺の経費は勿論会社持ちです。自由になれたと思ったら次は再帰国のためのビザ取得に動きます。それまた、1週間。やっとビザが降りたのことで、出国して行きましたが、あちらの国でまたまた、二週間待機。携帯X GPSで管理されており、ウロウロすると、当局から電話がかかってくるらしいです。大変ですね。幸いなことにビジネスホテルが空状態なんで、一泊2千円とからしいです。そこはちょっとだけ助かりましたが、インとアウトで大方1ヶ月の出入国の旅?をやり抜く、スタッフには頭が上がりません。

スタッフ3:日本に帰国、直行で田舎の実家へ。その辺の細かいことは聞いていません。二週間経ってから、久しぶりに、お顔拝見。元気でよかったです。ビザ取得して、すぐまた、GOとのことですが、2番のスタッフと同じ作業が出国後二週間待っていると言うことです。

スクリーンショット 2020-09-13 17.54.01

この時勢での出入国がどれだけめんどくさいかわかっていただけましたでしょうか。国境を越えて仕事をしている以上仕方がないことなんですが、出入国がこれほど困難なことは、私の記憶の中では今までありませんでした。韓国に入国するのが北朝鮮に入国するよりも難しくなった感じです☺️。

ただ、今日、イギリスには隔離なく入国が可能と言う知らせを初め、少しづつ、国境が開き始めている知らせが来つつあります。

こう言う中でも、国境を越えて、仕事をしていただくスタッフの皆さんには、心より感謝です。当社だけでなく、飛行機会社や飲食関連の皆さんも大変ですが、物流、船舶、医療関係、その他お仕事されてる皆さん。この時勢で、不自由でも、果敢に、粛々とお仕事をされることに、心より感謝の念をお伝えしたいです。

ありがとう。謝謝。감사합니다. THANK YOU......