子連れ海外旅行🟢Grab🚗を使って移動編【シンガポール・ベトナム・マレーシア】
東南アジアでは、タクシーよりもメジャーになっている交通手段・Grab（グラブ）。配車が簡単で、ぼったくられる心配がない…など、良いことだらけですが、いくつか注意点や国によっての違いもありますので出国前にぜひ確認してみてください。
Grabとは？
Grabは移動手段としての車やバイクを配車をするためのアプリです。また、Uber eatsのように、フードデリバリーを頼むことも可能です。
以下の理由で、現在東南アジアではタクシーを使用するよりもメジャーな移動手段となっています。
アプリの地図上で車を呼ぶ場所を指定したり、目的地を入力することができる。（日本のタクシー配車アプリと使用方法はほぼ同じ。）
乗車地と到着地点をアプリで入力、もしくはアプリ地図上で選ぶことができるため、言葉の壁や口頭での説明が伝わらないというわずらわしさがない。
現金以外にも、クレジットカードなど支払いの選択肢が複数ある。（現金支払いの場合、ドライバーが細かいお釣りを用意していないことも多々。）
あらかじめ料金がわかる。
待ち時間、乗車可能な人数などを自分で選ぶことができる（それによっても値段が変わる）。
Grabアプリの注意点
海外旅行に行く前に、アプリのダウンロード・新規登録・クレジットカード登録は済ませておく。現地に着いてから行うことも不可能ではないが、SMS確認（ショートメールにワンタイムパスワードが届く）が必要となるため、海外でショートメールが届かない、などの問題が発生することも。
アプリ使用時はローミングが必要。出先でwi-fiがない場所で使用する場合、使用ギガ数に制限がある人は、出発前に通信量の残りが少なくなりすぎていないか確認。
運転手の質は様々。目的地に到着した後、運転手や車に対する評価をすることができる。
配車が確定すると、車種・車の色・ナンバーが表示されるので、それを目印に車を探し、乗り込む（海外はタクシーでも扉は勝手に開かないので、自分で開けてOK）。見つけられない場合は、メッセージ機能を使って運転手に確認する。
Grabで配車をする際のポイント
これはGrabに限ったことではありませんが、運転手さんには自分だけでなく子供達にも挨拶をさせることができるよう、「こんにちは」「ありがとう」は現地の言葉で言えるようにしておきましょう。子供達にも挨拶をしてもらえると、とても喜んでくれ、優しく対応してくれます。
その他、配車時には以下のような点に注意しましょう。
同じ店名が複数存在する場合もあるので、店名で検索した場合は、支店名もしくは住所が正しいかも確認が必要。
アプリの地図上で自分のいる地点を選ぶことができるが、目印になるような建物・店がある所の方が見つけてもらいやすくなる。
東南アジアの国では日本ほど道路が整備されていないので、車が停まりやすく、子供が一緒でも待つことが可能な安全な場所を乗車地に選ぶ。
Grabは時間帯や混雑状況等によって金額が変わる。ラッシュアワーの時間帯は、普段よりも料金が上がってしまったり、遅い時間帯は夜間料金がプラスされたりする。
荷物が多かったり、大きい荷物がある場合は、バンタイプなど大きめの車を呼ぶようにする。
アプリの『アカウント』から、滞在先などのよく行く場所を保存することができる。ホテルの場所を保存しておくと、毎回の入力が省けて便利。
🇸🇬シンガポールでの使用注意点🇸🇬
7歳以下の子供と一緒に乗車する場合は、Grab familyのマークがついている車を選ぶ。3歳以下は特にチャイルドシートが必要になるため、Grabで探すのが難しいようであれば、タクシーを使うのが賢明（タクシーであればチャイルドシートは不要）。
ラッシュアワーの時間帯は特に乗車賃が跳ね上がるので、金額を抑えたい人はその時間を避けるようにする。
シンガポールからマレーシアへの国境は、Grabで直接通り抜けることはできないので注意（車で直接行きたい場合は、国際タクシーの手配が必要）。
🇻🇳ベトナムでの使用注意点🇻🇳
配車待ちの車が多いため、待ち時間なく車が到着することがほとんど。待ち時間の有無を事前にチェックしてから配車を確定しないと、待たせ過ぎてしまいキャンセル料を取られてしまうかも。
ベトナムはチャイルドシート着用義務がない。
大人だけの旅行であればGrab bike🛵も利用可能。
雨季など雨で道路が浸水していてなかなか迎えに来れないことも。時間に余裕を持って行動する。
🇲🇾マレーシアでの使用注意点🇲🇾
マレーシアはチャイルドシート着用義務がない。
マレーシアからシンガポールへの国境は、Grabで直接通り抜けることはできないので注意（車で直接行きたい場合は、国際タクシーの手配が必要）。
交通量の多い道路は特に危ないので（日本のように歩行者に注意してくれません！）、歩道など安全に待てる場所を乗車地に選ぶ。
国によっても注意点は様々ですよね。便利な点が多いGrab、ぜひみなさんも挑戦してみてください。