生きていくことは「期待外れ」の連続であり、「期待外れのもの」を追いかけるほど、それはさらに逃げていく。
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生きていくことは
「期待外れ」に
慣れることかもしれない。
生きていくほどに、
期待が裏切られる回数が増えていく。
期待して、
期待して、
期待して。
裏切られて、
裏切られて、
裏切られて。
次第に
「期待は裏切られるもの」だと知る。
一般的に、誰でも最初は、
期待外れのものに対して
いちいちがっかりしたり失望する。
「どうしてこうなってしまったのだろう」
「何が悪かったのだろう」
と悩む。
目の前にある「期待外れ」のものを、
何とかしてこれから
「期待通り」に変えるための方法を考える。
「こうすれば良かったのではないか」
「ああすれば結果は違ったかもしれない」
と考えては、
過去のふるまいを後悔する。
けれどやがて、
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