友人の見送り

先週土曜日に友人が亡くなった。在蘭スリナム人の女性で、まだ60代前半だった。闘病生活が長かったから覚悟はしていたけど、やっぱり悲しい。

でも不思議なもので、その2日前の夢にその彼女が出てきて、多分初めて夢の中でオランダ語を話した。現実世界で彼女から「もうほとんど歩けず、面会に来てもらってももう会えない」と聞いていたから、予感があったんだと思う。夢で感謝と親愛を伝えたし、テキストで同じことを伝えていたので後悔はない。

オランダで初の参列

セレモニーホールの外観

彼女の息子さんからお葬式の詳細を教えてもらったので、日曜日にはお葬式に参列してきた。オランダで初めてのお葬式参列。友人はムスリマだったのでイスラム式だった。完全アウェイだったけど、友人と最後のお別れをできて良かった。

お葬式の服装

ちなみにこれが、お葬式に出席した時の服装。正式な喪服ではないけれど、黒いジャケット＋パンツ、更にパールのネックレス。首元のスカーフは、昔モロッコで買ったもの。異教徒には無いとは思うものの、仮にイスラム式に髪の毛をカバーすることを求められたときのために首に纏っていった。

オランダは一事が万事カジュアルな国なので、お葬式マナーもゆるゆる。イスラム式なので女性は洋装＋スカーフだったりアバヤやヒジャブの方もいたけれど、男性は正装ですらなく普段着のような方もたくさんいた。もちろんジーパンの人も。気軽に出席できるのはいいと思う。

行く人、来る人

そしてお葬式の帰り道、別の知人から「孫娘が生まれた」という連絡が入った。地上から去る人とやってくる人の交差をみた気分だ。

2022年5月撮影

Nさん、バイバイ。私と仲良くしてくれてありがとう。安らかにお眠りください。

==========お知らせ==========

電子書籍出版しました！
（Kindle版）「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間」
（紙版）「日本人家族が体験した、オランダの小学校での2年間」

レギュラーで書いている主な執筆媒体のご紹介です。
ぜひ読んでみてください♪

「サライ.jp」

「novice」
https://no-vice.jp/?s=Naoko+Kurata

「イエモネ」
https://iemone.jp/article/lifestyle/naoko_kurata_518/

「現代ビジネス」（不定期掲載）
http://gendai.ismedia.jp/list/author/naokokurata

「Glolea!」（プロフィール＆執筆記事一覧）
http://www.glolea.com/ambassador/kurata-naoko/profile

「未来住まい方会議」（執筆記事一覧）
http://yadokari.net/author/kurata/

「TABIZINE～人生に旅心を～」（執筆記事一覧）
http://tabizine.jp/author/kuratanaoko/

「ima(今) 海外リポーターが伝える世界の生活情報サイト」 （執筆記事一覧）
http://ima-earth.com/contents/profile.php?userid=kurata

#日記