「オランダ俳句」詠んでます
突然ですが、私は定期的に川柳や俳句を詠みたくなる時期があります。子供が産まれたばかりの頃は、よく懐かしのmixiに「子育て川柳」を投稿していました。
で、2021年から再び俳句な気分が復活してきたので、思いついた時に「オランダ川柳」や「オランダ俳句」を詠んでいるんです。
拙くてお恥ずかしいですが、ここにもその一部を転載したいと思います。
●夏の句
吾はやわきバターのごと残暑の厨
この句を詠んだ日は、オランダに真夏のような暑さがぶり返し、私も調理に使ったバターもキッチンでやわやわでした。そんな様子を詠みました。工夫しても557が崩せなかったのでそのまま投稿します。
●秋の句
子の遠出LINE鳴らさず去ぬ燕
子供が一人で遠出した時の気分を俳句にしました。
実際には電車のダイヤ乱れの連絡が一度ありましたが、その後は皆無でだったんですよね。そろそろ巣立ちの季節かなとしんみりした気持ちが、秋の季語「去ぬ燕」と重なりました。
こちらは、中秋の名月を眺めながら詠んだ二句。
吾子すでに寝たる惜し中秋の月
子は褥(しとね)われひとり見る秋の月
全く同じ状況を詠んでいます。うちの庭からだと夜の11時過ぎないと満月が見えなかったんですよね。既に寝てしまったうちの子にも見せたかったなという句です。2案作ったのですが、素人ゆえに選べなかったので両方投下します。
●冬の句
嚔(くさめ)つつ自己検査せわし子の朝は
うちの子の学校では、週2回の自宅でのコロナ抗原検査が義務付けられています。鼻をスティックでこするとき、うちの子は必ずくしゃみするんですよね。そんなコロナ禍の朝のせわしない様子を、冬の季語「嚏(くさめ)」にかけて詠みました。
改めて見返してみると、子供に関する句がほとんどですね!
私が感傷的になったり心を動かされるのは、子供がかかわってくる瞬間なんだと思います。
2022年も、そういった瞬間をぎゅっと閉じ込めた「いま」「オランダにいるから」詠める句を作っていきたいと思います。
そして春の句には、「背子」(夫)も登場してくれますかね(笑)
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