『リーグオブ情シス』出場の振り返りとこれから出場する人に伝えたい事
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『リーグオブ情シス』出場の振り返りとこれから出場する人に伝えたい事

Tring

なぜ書こうと思ったの?

自分が今回「リーグオブ情シス Vol.8」に出場した知見を書き残しておこうと思ったから。また今後、リーグオブ情シスに出場しようか迷っている人がいたら、何かの参考になって欲しいと思ったので。

たとえ自分が強くなくても、強くなろうとするプロセスは可視化出来る

たまにこんな話を聞きます。「とてもじゃないけど『リーグオブ情シス(以下LoI)』で喋るのは無理だわ~。」みたいな話。
そこで伝えたいのは、発表すべき事を言えれば出場するのは別に弱くても良いと思うのです。弱い所から強くなっていくプロセスを公開していく可視化していく点は、周りから共感を得られたりするからです。
あと登壇する前に一番大事なのは情シスの仕事が好きって事です。

上述のMBさんの本を読むと「弱弱な初心者が強くなっていくプロセスに周りが共感するエピソード」が出てくるのですが、最初から強くなくても良いのです。
そして「学び得た概念を自分の状況や環境に合わせて具体化する作業時間を取ること」という話が出て来ます。とても大切だと思います。

LoIの発表スライドには型は有るのか?

自分が考えるものでザックリですが8点あります。先日のように横文字禁止と言った当日ルールが出て来ようとも、この8個は外さないほうが良いと思いました。これは自分が実際に登壇してみてよく分かりました。表記が変わっても本質な所はブレてはいけないのだと。

  1. 目的

  2. 今どんな課題があるのか?

  3. 何をゴールに設定するのか?

  4. 解決したら誰にどんなメリットがあるのか?

  5. プロジェクト上の懸念点は何か?

  6. システムのBefore&Afterの図 ※カオスマップを使うのも1つの方法

  7. 予算についてのスライド

  8. スケジュール計画についてのスライド

LoIの発表の仕方に型は有るのか?

発表の仕方について型が有るor無いで言ったら無いです。ただ

  • スライド枚数は15~20枚が1つの目安

  • シンプルに分かり易く説明出来るスライド

得てしてLoIでは、ITに明るくない経営陣に説明するケースが多いです。そのためスライドの枚数が多く駆け足で説明するようなケース、途中質問されて深掘りして説明しなければならないケース、こうなるとプレゼンがキツいです。なのでコンパクトにまとめて、3分程度余る位で丁度良いと思います。

経験がない業界がテーマなら、その業界の中の方に聞いてみる

これ、メチャメチャ大事なので言っておきます。今回自分が登壇したのはゲーム会社のIT投資計画についてでした。しかし自分はゲーム会社の情シスは未経験でした。じゃあ「未経験なら出場が難しい?」って思われるかも知れませんが、そんな事は有りません。知っているツテや実際にベンダーさんに質問したり問合せをしてみれば良いのです。
と言う事で今回、実際に考えた事や行った事を下記に列挙します。

ゲーム会社のリモートワークを「CG WORLD」から考える

ゲーム会社のデザイナーの方と話したら「トリング君『CG WORLD(上記)』は、もう読んだ?」と聞かれました。
「えっ?」という言葉ともに「トリング君のIT投資計画じゃ使い物にならないよ。」と言われました。

  • 全てのサーバー環境をクラウドに移行しようとするのは無謀

  • 一般的なリモートツールでは反応が悪い。高解像度だとコマ落ちする

  • 3DのCGは1枚1GB有りダウンロードとアップロードに時間を要する

このような感じでダメ出しを貰いました。つまり既に現場レベルで模索しているが実際には最適な環境を提供するというのは難しいのだという点をキチンと理解出来ていませんでした。

Switchのゲーム開発で参考にしたサイバーコネクトツー社

今回のフレイムエンターテインメント社のITシステムを考える上でも、サイバーコネクトツー社をとても参考にさせて貰いました。
このコロナ渦でも、意欲的にシステムの刷新を行っている会社様です。そこで同社が使っていたファイルサーバーシステムについて研究させて貰う事になりました。

ゲーム会社は一般的なファイルサーバーを使っていなかった

ハイエンドファイルサーバー「InfiniBox(インフィニボックス)」。何本もの有名ゲームソフトがこの製品から生まれてます。

中国系ゲーム会社で採用されているケースが多い「OceanStor(オーシャンストア)」シリーズ。

定番のDELL EMCシリーズ。

上記のようなハイエンドファイルサーバーを社内設置し同じ社内のワークステーションで作業、データを格納しながらゲーム製作をしている、というのが各社の実情でした。
各社毎にストレージ容量が100TB~4PBまで幅が有る上、開発が本社のみか複数拠点かで選定する製品が異なっている点も学びでした。

リモートツールにZCentral Remote Boostという選択肢

TeamViewerやVPN接続でのリモートデスクトップ接続では、反応が遅い、高解像度だとコマ落ちが発生したりする。これも実地で働く方に聞かないと分かりませんでした。そこで使われていたのがHPのZCentralシリーズでした。

挑戦して得られるもの

チャレンジして得られる物は次のように色々あります。

  • 新たなITの知見や知識

  • 異なる業界の情シス事情

  • 経営陣に説明するための資料作成スキル

  • 説明・プレゼンスキル

  • 仲間

まとめ

出場して失敗しても命を取られる訳では無いのでご安心を。
最新のテクノロジーを調べたり、スライド作成や説明する順番など、役立つ事が多いと思います。
興味を持たれた方は是非、次回のLoIの出場を検討してみて下さい。
 
最後に登壇資料を載せておきます。ご活用下さい。

当日登壇資料

横文字禁止前の通常版スライド

横文字禁止版スライド

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