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信頼は結果であり、関係の土台

 職場の先輩が最近天狗になってきてる感じがあって、ヒヤヒヤする。私が心配することじゃないけど。

 仕事に慣れてくると、できることが増えてきて全能感を感じる機会も増えてくる。それはわかる。でも、天狗になると視野が狭まるので別の視点が見えなくなる。

 常に自分の決断や判断が最善かどうかを考えていないと、人は簡単にミスをする。ミスをしても自分以外のものに責任をなすりつける思考になり、簡単な解決策にも気づけなくなる。危険だ。

 これは、実際に昨年、自分自身がその状態になって苦々しく学んだこと。

 視野が狭い状態の時に、一番乗り越えるのが大変だと感じたのは組織内連携。自分の奢りから連携すべき相手の粗ばかりが見えてきて、相手の立場に立った上で連携のための策を考えられなくなっていた。

 組織内であっても連携するのは人と人。信頼関係がなくて連携がうまくいくはずがないのに。

 信頼を得るために仕事ができる風を装ってはいけない。責任を全うしようと努力し続けることで、結果信頼を得ることを意識したい。

 ドラマティックな活躍ができるかどうかにこだわるより、間違うことがあってもある一定の合格レベルを下回らないよう細心の注意を払おうと今は思うようになった。

 この数年でたくさん学んでいる。

 先輩もきっとそのうち冷静に今の自分を振り返る時が来るだろう。
元はいい人だからね。

 

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