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【No.42】採用工学のススメ ~仕事の質を上げたければ、働くな!~

No.42
━━━━━━━━━━━━━━採用工学のススメ━━━━━━━━━━━━━━━━
仕事の質を上げたければ、働くな! 働かない時間が仕事のクオリティを上げる!?
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 みなさん、こんにちは。藤原ユウマです。今週も採用工学のススメをお読み頂きましてありがとうございます。

 4年にもわたって続けてきた日本とEU間におけるEPA(経済連携協定)が大枠で合意に達したようです。現在、世界を見渡してみると、自国保護の方針を打ち出している米トランプ大統領やイギリスのブレグジットなど、規制をかけてでも自国の産業を保護しようという動きが活発化している中で、EUとしてはあくまで自由貿易を推進していくという意思表示をしました。基本的には、人々がより豊かな生活をする上で、関税や規制の少ない自由貿易はメリットが多いものです。
 日本-EU間でのEPA成立によって、日本から輸出する際に自動車にかかっていた関税が撤廃されたり、日本に輸入されてくるチーズに対する関税が無くなったりと、より良いモノが安く手に入る世の中になっていく訳ですね。

 もちろん、規制緩和は一般消費者にとってはメリットも多く喜ばしいことですが、規制ある所には権益ありとは良く言ったもので、これまでの既得権益が脅かされる業界・団体もあったりします。日本ではTPPやEPAの議論をすると、海外から安価な農作物が入ってくる恐れがあるとして、特に農業団体からの反対が強かったりしますが、一部の既得権者の反発に負けずにどんどん規制緩和を進めてもらえると良いでしょう。

 また、現在においては、アメリカやイギリスなど世界の主要トップ国、言い換えるとこれまで「ルールをつくってきた国」がこれらの自由貿易の議論から一線を画しているというタイミングですので、上手く行けば日本や他の国がルールをつくる側に回れる可能性があります。アメリカと日本との関係は、マンガ「ドラえもん」で言えばジャイアンとスネ夫のそれと同様ですので、ジャイアンのいない間にスネ夫がルールを決めたら、スネ夫にとっては生きやすい世界になりますよね。

 世の中は全体最適よりも、全体に取って非合理や不条理な部分があっても自国にとってプラスになれば良いという考え方の国が目立ってきているので、その間に日本はせこせこ自由貿易を進めて、保護主義の他国が自由貿易に舵を切ったときに、ルール決定権を有している立場にいれたらベストなのではないでしょうか。

■EUとのEPA 大枠合意
https://www3.nhk.or.jp/news/special/eu-epa/

 さて、それでは今週の内容です。

【今週の目次】
1.仕事の質を上げたければ、働くな! 働かない時間が仕事のクオリティを上げる!?
2.今週のトピックステーマ
3.気になるアイテム
4.お悩み人生相談 Q&A
5.読者感想コーナー
6.終わりに

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1.仕事の質を上げたければ、働くな! 働かない時間が仕事のクオリティを上げる!?

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